ひろつ内科クリニック院長ブログ ―日々の診療室から―
ひろつ内科クリニック院長の廣津です。
日々の診療の中で感じたこと、健康管理に役立つ知識、地域の皆さまへのメッセージなどを、毎日少しずつ綴ります。
医療をもっと身近に、あなたの生活をもっと豊かに。
そんな思いを込めて、ここに記していきます。
花粉症市販薬を徹底比較⑥【完全版】 OTCで治らない花粉症 ― どこからが医療介入か。市販薬の限界を“重症度と作用機序”で整理する ―
(2026.02.13更新)
シリーズ最終回は、結論を明確にします。
市販薬(OTC)は、成分そのものは医療用と共通のものも多く、軽症〜中等症の一部では合理的に使えます。
一方で、花粉症は「症状の強さ」「鼻閉の比率」「合併症(… ▼続きを読む
花粉症市販薬を徹底比較⑤【完全版】 総合鼻炎薬という名の“配合カプセル”を解体する ― パブロン鼻炎カプセルSα・コンタック鼻炎Zの成分構造を読む ―
(2026.02.13更新)
ここまでで整理したように、
・抗ヒスタミン単剤
・点鼻ステロイド
・血管収縮薬
は、それぞれ作用機序が明確です。
一方、市販棚で目立つのが
「総合鼻炎薬」「カプセルタイプ」です。
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花粉症市販薬を徹底比較④【完全版】 眠くならない市販薬はどれか ― 「眠気」と「集中力低下」を薬理学で整理し、具体的な選び方を提示する ―
(2026.02.13更新)
花粉症の市販薬を選ぶとき、毎年必ず問題になるのが「眠気」です。
ただし、眠気は単に「眠くなる/ならない」だけではありません。
抗ヒスタミン薬の中枢移行によって起こり得るのは主に2つです。
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花粉症市販薬を徹底比較③【完全版】 鼻づまりに強い市販薬はどれか ― ナザールスプレーとプソイドエフェドリンの功罪を整理する ―
(2026.02.13更新)
第1回・第2回で整理した通り、
抗ヒスタミン薬はヒスタミン経路のみ
点鼻ステロイドは炎症全体
に作用します。
しかし、
「今この瞬間の鼻づまりをどうにかしたい」
というニーズに使われるのが… ▼続きを読む
花粉症市販薬を徹底比較②【完全版】 フルナーゼ点鼻薬とナザールαARは本当に有効か ― 炎症カスケードから理解する点鼻ステロイドの位置づけ ―
(2026.02.13更新)
第1回では第二世代抗ヒスタミン薬を整理しました。
しかし日本の鼻アレルギー診療ガイドラインでは、
中等症以上の第一選択は「点鼻ステロイド」です。
市販で購入できる代表製品は次の2つです。
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花粉症市販薬を徹底比較①【完全版】 アレグラFX・クラリチンEX・ストナリニZはどう違うのか ― 成分構造・眠気・鼻閉への効果まで医学的に整理する ―
(2026.02.13更新)
花粉症シーズンになると、まず検討されるのが市販薬です。
その中心にあるのが第二世代抗ヒスタミン薬です。
現在、ドラッグストアで主力となっている代表製品は次の3つです。
アレグラF… ▼続きを読む
痛風発作に対するコルヒチンの効果と用量 ― 病態から承認用量・低用量レジメンまで整理する
(2026.02.12更新)
痛風発作は「尿酸が高いこと」そのものではなく、関節内に沈着した尿酸ナトリウム(MSU)結晶に対する急性炎症反応です。
コルヒチンは鎮痛薬ではなく、この炎症カスケードを抑制する薬剤です。
本記事では… ▼続きを読む
インフルエンザ後の長引く咳の正体 病態生理を中心に、エビデンスベースで整理します
(2026.02.11更新)
この記事で扱う「長引く咳」の範囲
咳は持続期間で分類すると、一般に以下の枠組みで整理されます。日本呼吸器学会の咳嗽ガイドラインでも、この分類に沿って原因疾患を絞り込む考え方が示されています。
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授乳中の内服は何に注意したらいいのか ―「飲めない」ではなく「どう判断するか」を整理する―
(2026.02.11更新)
はじめに
授乳中の方からよく聞かれる質問のひとつに
「授乳中は薬を飲んではいけないのでしょうか?」
というものがあります。
結論から言えば、授乳中であっても内服が検討される薬は存在します。
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2026年2月最新 インフルエンザBは猛威を振るっているのか? ― 2026年1月以降のデータに限定して検証する ―
(2026.02.09更新)
導入:評価軸をまず整理する
2026年2月時点で
「インフルエンザBが猛威を振るっているのか?」
という問いに答えるためには、評価に用いる期間の切り分けが不可欠です。
今シーズン(2025–2… ▼続きを読む
