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院長ブログ

日々の診療室から(340件)

保険診療

開業7か月半のご報告:Googleレビュー50件に到達しました

いつも当院をご利用いただき、心よりありがとうございます。 本日(2025年8月18日)時点で、Googleマップのクチコミが50件に到達しました。うち49件が星5という評価をいただいており、身に余る思いです。いただいた評価は、私たちが胸を張るためのものではなく、日々の診療を「当たり前にまじめに」積み重ねる責任の重さとして受け止めています。 まずは御礼とお約束 予約から会計までの導線をできる限りわか

保険診療

2025年夏のインフルエンザとコロナ最新動向 ~2025年夏の発熱外来:現場の肌感覚

2025年8月現在、当院でも新型コロナの患者さんが急増しています。咽頭痛や発熱で来院される方が多く、検査を行うとコロナ陽性例が目立ちます。 その一方で、インフルエンザA型の散発例も確認されています。割合は少ないものの、「コロナの波の中にインフルが紛れている」という状況です。 インフルエンザ2025年の流行株は? 世界の動向 WHOの報告によると、2024–2025シーズンは A型H1N1pdm09

美容点滴・注射(エクソソーム・グルタチオンなど)

タチオン・マルチビタミン・アスコルビン酸の点滴・静注療法について

点滴や静注によって体内に栄養素を届ける方法は、一般的なサプリメント内服に比べて消化管を通さずに直接血中に届くという特徴があります。疲労回復や抗酸化作用、美容目的で利用されることが多く、日本でも自由診療メニューとして取り入れている医療機関があります。ここでは代表的な成分である「タチオン」「マルチビタミン(ビタミンB群)」「アスコルビン酸(ビタミンC)」についてまとめます。 タチオン(グルタチオン)静

美容施術(IPL・タンサンジェットなど)

夏の終わりに急増する“くすみ肌”の原因とIPL治療によるケア

夏の終わりは肌がくすみやすい理由 夏の間に受けた紫外線や冷房による乾燥、皮脂の酸化などが蓄積し、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。その結果、メラニンが排出されず肌表面にとどまり、くすみや色ムラの原因となります【1】。さらに、紫外線は肌の真皮層にもダメージを与え、コラーゲン分解を促進して透明感の低下を招きます【2】。 くすみ肌の主な原因 紫外線によるメラニン増加 冷房による乾燥でバリア機能低下

一般内科・症状解説

台風シーズン到来!気象病の原因と内科でできる対策

気象病とは? 「気象病」は、天候や気圧の変化によって頭痛・関節痛・めまい・倦怠感などの症状が出る状態を指します。特に台風や秋雨前線の影響で気圧が急変する時期に増加します。近年の研究では、耳の奥にある内耳(前庭器官)が気圧変化を感知し、自律神経のバランスに影響を与えることが示唆されています【1】。 主な症状 偏頭痛や頭重感 めまい、耳の詰まり感 関節痛、古傷の痛み 全身倦怠感、集中力低下 気分の落ち

保険診療

お盆後、全国で“コロナ爆発”?今こそ知っておくべきエビデンス

はじめに:ただの注意喚起以上に 2025年8月、お盆を迎えるなか、全国で新型コロナ感染が「7週連続で増加中」です(朝日新聞 https://smbiz.asahi.com/article/15958750?utm_source=chatgpt.com )。 これは単なる波ではなく、「お盆後の爆発」に備える必要がある状況と言えます。 エビデンスその1:7週連続増加、数字が語る深刻さ 厚労省データでは

美容施術(IPL・タンサンジェットなど)

IPL(ノーリス)特集:内科から提供する安全第一の光治療【しみ・そばかす・赤ら顔・肌質改善】

はじめに 当院では2025年8月より、**キャンデラ社製IPL機器「ノーリス(Nordlys)」**を導入しました。 IPL(Intense Pulsed Light)は、しみ・そばかす・赤ら顔・ニキビ跡・くすみ・毛細血管拡張など、幅広い肌トラブルに対応できる光治療です。 当院は「まじめな内科」として、安全第一・ローリスクプロトコルを徹底し、肌への負担を抑えながら、継続しやすい料金で提供しています

保険診療

アトピー性皮膚炎の方は要注意!夏に多い「膿痂疹(とびひ)」とは

膿痂疹(のうかしん、通称:とびひ)は、皮膚に細菌が感染して水疱やかさぶたをつくる皮膚感染症です。子どもに多い病気ですが、大人でも発症します。特にアトピー性皮膚炎を持つ方は皮膚バリアが弱く、膿痂疹になりやすいため注意が必要です。 膿痂疹の原因とアトピーとの関係 膿痂疹の原因菌は主に以下の2種類です。 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) A群β溶血性連鎖球菌(Group A

保険診療

秋に増える帯状疱疹、その理由と予防ワクチンの科学的根拠

秋は気温の変化が大きく、昼と夜の寒暖差が広がる季節です。 この時期、意外に多くなるのが帯状疱疹です。 今回は、なぜ秋に帯状疱疹が増えるのか、そして予防のために有効性が高く証明されているワクチンの科学的根拠について、最新の研究をもとに解説します。 (※当院ではワクチンの接種は行っておりません。情報提供としてお読みください。) なぜ秋に帯状疱疹が増えるのか 帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)にかかったこと

保険診療

真夏の熱中症、実は涼しい室内でも起こる理由と予防法

「熱中症は炎天下で起こるもの」…そう思っていませんか? 実は、涼しい室内でも熱中症は発生します。特に真夏は、油断が重症化のきっかけになることもあります。ここでは、室内熱中症が起こる原因と予防法を医師の視点で解説します。 室内で熱中症が起こる主な原因 高湿度環境 エアコンの設定温度が低くても、湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内の熱がこもります。梅雨明けから真夏にかけては湿度が高くなりやすく、湿度管理

美容施術(IPL・タンサンジェットなど)

虫刺され後の色素沈着を早く消すには

夏は虫刺されのシーズンです。かゆみが治まった後も、刺された部位が茶色や黒っぽく残ってしまうことがあります。 これは「炎症後色素沈着」と呼ばれ、自然に薄くなるまで数か月かかることもあります。 色素沈着が起こるメカニズム 虫刺されで皮膚が炎症を起こすと、メラノサイトが活性化し、メラニン色素が多く作られます。 かき壊しや紫外線の刺激によって、この色素が皮膚に沈着してシミのように残ってしまうのです。 放置

美容点滴・注射(エクソソーム・グルタチオンなど)

お酒を飲む方に多い“隠れビタミン不足”と点滴での補充

お酒をよく飲む方の中には、血液検査で特に異常がなくても、実は体内のビタミンが不足している場合があります。 これは「隠れビタミン不足」と呼ばれ、疲労感や肌荒れ、免疫力低下などの原因となることがあります。 なぜお酒でビタミンが不足するのか アルコールは肝臓で分解される過程で、多くのビタミン(特にビタミンB群)を消費します。 また、飲酒によって尿の排泄量が増えるため、水溶性ビタミンやミネラルが体外に流れ

保険診療

お盆明けに増える感染症一覧(2025年版)

お盆の時期は帰省や旅行、会食などで人との接触が増え、体調を崩す方が目立ちます。 特にお盆明けの1〜2週間は、感染症の受診件数が増える傾向があります。 今回は、2025年8月時点で報告されている傾向や、代表的な感染症について解説します。 お盆明けに多い感染症 1. 急性胃腸炎(ウイルス性・細菌性) 原因ウイルス:ノロウイルス、アデノウイルス、サポウイルスなど 原因細菌:カンピロバクター、サルモネラ、

メディカルダイエット

マンジャロってどんな薬?効果・副作用・費用を医師が解説

マンジャロとは? マンジャロは、有効成分チルゼパチドを含む注射薬で、2型糖尿病や肥満症に対して血糖コントロールや体重管理を目的に使われることがあります。国内では保険診療と自由診療の両方で処方されますが、肥満症での保険適応には厳格な施設基準があります。 マンジャロの薬理作用 GLP-1受容体作動薬とGIP受容体作動薬の二重作用 食欲抑制と胃排出遅延作用による摂取カロリー減少 インスリン分泌促進とグル

保険診療

大人もかかる突発性発疹とは?症状・原因・治療を医師が解説

大人も突発性発疹になるの? 突発性発疹(Exanthem Subitum / Roseola Infantum)は、乳幼児に多いウイルス感染症ですが、大人にも発症することがあります。 成人例は多くがヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)または7型(HHV-7)の再活性化感染によるもので、まれに成人初感染で起こります。 成人が発症する原因は? 乳幼児期にHHV-6/7に感染後、体内で潜伏しているウイ

保険診療

秋の花粉症対策2025 ブタクサ・ヨモギ花粉と口腔アレルギー症候群の関係

秋にも花粉症はあります 花粉症と聞くと春のスギ花粉を思い浮かべる方が多いですが、実は秋にもアレルギー性鼻炎の原因となる花粉が飛散します。代表的なのがブタクサやヨモギです。これらはキク科の植物で、道端や河川敷、空き地などに多く自生し、8月下旬から10月にかけて花粉が飛びます。 秋の花粉症の特徴 主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ 春の花粉症よりも症状が軽いと感じる方もいますが、慢性化や

美容施術(IPL・タンサンジェットなど)

シミ・シワ・肌老化を防ぐ真夏のUV対策完全ガイド

はじめに 7〜8月は一年で最も紫外線が強い時期です。 日差しの強さに加え、屋外で過ごす時間が長くなり、肌へのダメージは蓄積しやすくなります。 紫外線はシミ・シワ・たるみなどの光老化の最大原因。美容面だけでなく、皮膚の健康維持にも深く関わります。 今回は医師の視点から、真夏の紫外線の特徴と、日焼け止めを中心とした総合的なUV対策を、最新の科学的根拠に基づいて解説します。 1. 真夏の紫外線は「量」も

健診・予防接種

2025年版:インフルエンザ予防接種の最新情報と接種のすすめ

1. 今年(2025年)のインフルエンザ流行予測 国立感染症研究所(NIID)の解析や世界保健機関(WHO)の発表によると、2025年の北半球シーズンでは以下の株が流行株として予測されています。 A型(H1N1) A型(H3N2) B型(山形系統またはビクトリア系統) インフルエンザは毎年ウイルスの遺伝子配列が少しずつ変化(抗原変異)しており、前年のワクチンがそのまま通用しない可能性があります。そ

保険診療

健康診断で異常を指摘されたらどうする?

毎年の健康診断は、病気の早期発見・早期対応のために欠かせません。 しかし、結果票に「要再検査」や「要精密検査」と書かれていると、 「どれくらい急いで受診すべきなのか」「どこに行けばいいのか」と迷う方も多いはずです。 今回は、健診で異常を指摘されたときの考え方と、当院でできる保険診療の流れについてお伝えします。 よくある異常項目とその意味 健康診断で指摘されやすい項目には以下があります。 肝機能(A

美容施術(IPL・タンサンジェットなど)

内科でも受けられるIPL光治療「ノーリス」導入しました

「IPLって美容皮膚科のものじゃないの?」 そう思われる方も多いかもしれません。 実は内科でも、医療用IPL機器による肌治療を受けられるケースがあります。 ひろつ内科クリニックでは、このたび厚生労働省薬事承認を取得しているIPL機器「ノーリス(Nordlys I²PL)」を導入しました。 “内科としての安全第一”というスタンスのもと、肌にやさしい光でシミや赤ら顔、肌質改善など幅広いお悩みに対応しま

保険診療

「暑熱環境」とは?熱中症を防ぐために知っておきたい基礎知識

夏のニュースや行政文書で見かけることの増えた「暑熱環境」という言葉。 これは単なる「暑さ」を指すのではなく、医学的にも正式に定義された専門用語です。 実際にこの用語は、厚生労働省や環境省のガイドライン、産業医学・気象医学の教科書でも広く使われています。 本記事では、暑熱環境の正確な意味とリスク、そして熱中症から身を守るために必要な知識を、医学的エビデンスに基づいてわかりやすく解説します。 「暑熱環

保険診療

長引く咳、風邪ではないかもしれません ― 咳喘息とその診断・治療

「風邪が治っても咳だけ残る」「夜になると特に咳が出る」「市販薬が効かない」 そんな咳が2週間以上続く場合、それは**咳喘息(cough variant asthma)**かもしれません。 咳喘息とは何か? 咳喘息は、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わず、咳だけが主症状の喘息の一種です。日本では長引く咳の原因の約3割が咳喘息とされており、放置すると典型的な喘息へと進展することが知られています。 風邪と

保険診療

猛暑の夏、雨が降ったあとに体調が悪くなるのはなぜ?医学的に解説します

連日の猛暑にようやく雨が降った――そんなとき、「ちょっと頭が痛い」「体がだるい」「風邪をひいたかも」と感じたことはありませんか? 実は「猛暑×雨」の組み合わせには、医学的に見ても注意すべき健康リスクがいくつか存在します。この記事では、科学的な根拠に基づき、そのメカニズムと対策をお伝えします。 雨の日に頭痛や倦怠感が出るのはなぜ? 雨が降ると気圧が下がり、交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくな

保険診療

暑くて眠れないのは病気?夏季の不眠に医学的に向き合う

夏の高温多湿な環境により、毎年この時期になると「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」といった睡眠の悩みが増加します。 しかし、この“夏の不眠”はすべてが気候のせいというわけではありません。 内科医としての立場から、季節性の不眠と疾患に基づく不眠を分けて考えることが重要です。 ■ 夏季不眠の主な環境因子と生理的メカニズム 人は眠る直前に深部体温(core body temperature)を下げ

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