【緊急避妊薬(アフターピル)処方開始のお知らせ】 ~当院ではレボノルゲストレル錠1.5mg「F」を使用し、医療機関として責任ある対応を行っています~
ひろつ内科クリニックでは、本日より緊急避妊薬(いわゆるアフターピル)の処方を開始しました。
当院は夜間診療を行っている数少ない内科クリニックとして、予期せぬ妊娠のリスクに直面した方々に対し、**「医療機関としての使命感」**をもって対応すべきと判断し、このサービスを導入しました。
▶︎ 使用薬剤:レボノルゲストレル錠1.5mg「F」
今回採用したのは、**国内で正式に医薬品として承認されているレボノルゲストレル錠1.5mg「F」**です。厚労省により適切な安全性と有効性が確認されており、ガイドラインに沿った緊急避妊治療に使用されています。
▶︎ 対応プロトコル:妊娠検査を必須としています
当院では、服用前に必ず妊娠検査(尿検査)を実施し、現在の妊娠状態を確認したうえで、適応を慎重に判断します。これは、無責任な薬剤投与を避け、確実な医療行為として行うためです。
また、患者さまには薬の効果や副作用、服用タイミングなどについて看護スタッフ・医師が直接ご説明し、同意を得た上で処方いたします。
▶︎ 処方の対象とタイミング
・避妊に失敗した、または避妊をしなかった性交から72時間以内の方
・18歳以上の女性(高校生不可)
・月経不順や既往歴により使用が適さない場合は医師が個別に判断します
できるだけ早いタイミングでの受診が、薬の効果を最大限に発揮するために重要です。
✦最後に:まじめに、正しく、そして静かに支える医療を
緊急避妊薬の処方は、経済的には決して大きな利益を生むものではありません。ですが、当院ではまじめな内科・まじめな美容内科として、人の生活に寄り添う医療を大切にしており、**「本当に必要な医療は、静かに、しかし確実に届けるべき」**と考えています。
これからも、必要とされる医療サービスを一つずつ、丁寧に整えていきます。
【参考文献】
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日本産婦人科医会「緊急避妊に関するガイドライン2023年版」
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厚生労働省 医薬品医療機器等法に基づく医薬品リスト(レボノルゲストレル錠1.5mg)
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WHO. "Emergency contraception." WHO Fact Sheets, 2022.
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