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健康診断で異常を指摘されたらどうする?

[2025.08.08]

毎年の健康診断は、病気の早期発見・早期対応のために欠かせません。
しかし、結果票に「要再検査」や「要精密検査」と書かれていると、
「どれくらい急いで受診すべきなのか」「どこに行けばいいのか」と迷う方も多いはずです。

今回は、健診で異常を指摘されたときの考え方と、当院でできる保険診療の流れについてお伝えします。


よくある異常項目とその意味

健康診断で指摘されやすい項目には以下があります。

  • 肝機能(AST、ALT、γ-GTP)
    飲酒や脂肪肝、ウイルス性肝炎などが原因になることがあります。

  • 血糖(空腹時血糖、HbA1c)
    糖尿病やその予備群の可能性を示します。

  • 脂質(LDLコレステロール、中性脂肪)
    動脈硬化のリスクとなり、心臓や脳の血管の病気につながることがあります。

  • 血算(貧血、白血球異常、血小板異常)
    貧血や血液の異常、感染症などが隠れていることがあります。

  • 尿検査(尿蛋白、尿潜血)
    腎臓や膀胱などの異常を示すことがあります。


放置するとどうなる?

健診での異常値は、必ずしもすぐに大きな病気というわけではありません。
しかし、放置すると症状が進み、将来的に治療が必要になることがあります。

例:

  • 軽度の糖尿病予備群 → 数年後に糖尿病を発症

  • 軽度の脂肪肝 → 時間の経過とともに肝機能障害が進む可能性

  • 尿潜血 → 炎症や結石などが原因であることもあります


当院でできる保険診療

ひろつ内科クリニックでは、健診異常の原因を調べるために次のような検査を保険診療で行えます。

  • 血液検査(肝機能、腎機能、糖代謝、脂質、血算など)

  • 尿検査(蛋白、潜血、沈渣)

  • 便潜血検査

  • 胸部X線

  • 心電図

  • 腹部超音波検査(必要に応じて実施)

※腹部超音波検査は可能ですが、すべての方に積極的に行うものではなく、症状や検査結果から必要と判断した場合のみ実施します。


受診のタイミング

  • 健診結果票に「要精密検査」と書かれている場合は、早めに受診

  • 自覚症状がある場合は、健診結果を待たずに受診

  • 数年前から同じ異常値が続いている場合も、一度詳しく調べてみるのがおすすめです


まとめ

健診結果の「要再検査」は、体からの小さなサインです。
自覚症状がなくても、生活習慣の見直しや早めの検査で健康を守れる場合があります。
早めに原因を確認し、必要な対策を取ることが将来の安心につながります。

ひろつ内科クリニックでは、健診結果をお持ちいただければ当日中に必要な検査を始められます。
異常を指摘されたら、まずはお気軽にご相談ください。


【健診・再検査のご予約はこちら】
https://hirotsu.clinic/健康診断・予防接種

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