医師が自分の顔で試してみた|ノーリスIPL体験記【8月リリース予定】
「フォトフェイシャルって本当に効くの?」「痛い?赤くなる?」
そう思っている方、多いと思います。
そこで今回は、私自身が実際に体験したIPL(ノーリス)治療の経過を写真つきでご紹介します。
リアルな経過を知っておきたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【照射前】気になる“くすみ・シミ”に照準を定めて
まずはこちらをご覧ください。オジの汚い肌で申し訳ございません。
頬の外側にある境界のはっきりした濃いめのシミ(色素斑)。
ずっと気になっていたので、ノーリスの講習会で自らモデルとなって照射を受けてみました。
【施術内容】2パス照射:全顔→スポット
今回私が受けた照射プロトコルは以下の通りです:
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1パス目:VL 555ハンドピースを用いた全顔照射(くすみ・トーンアップ狙い)
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2パス目:PRS 530ハンドピースによるシミへのスポット照射
設定エネルギーは、やけどや炎症後色素沈着のリスクを最小限に抑える、控えめな出力設定。
これは、今後当院で導入していく**「ローリスク設計プロトコル」**のベースとなる内容です。
【照射5日後】かさぶた~剥離へ、順調なダウンタイム
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シミ部分は一時的に黒くなり、**マイクロクラスト(小さなかさぶた)**を形成
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赤みを伴いながら、自然に剥がれていく経過
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痛みや腫れなし、日常生活にはまったく支障なし
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洗顔・入浴・髭剃りも問題なく可能(ただし日焼け対策は必須)
ノーリス(Nordlys)とは?
当院が導入した「ノーリス」は、シミ・くすみ・血管病変など複数の肌悩みに対応できる医療用IPL機器です。
特徴として:
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世界80か国以上で導入されている信頼性
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強力な冷却システムと高い安全性
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複数波長を組み合わせた「Selective Waveband Technology」
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患者さんごとにプロトコル設計が可能
当院のスタンス:“ローリスク設計”で安心を優先
当院では、IPLがはじめての方にも安心して受けていただけるよう、
やけどや色素沈着などのリスクを極力抑えた、安全性重視の設計でご提供していきます。
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「いきなり濃いシミが取れる」より「徐々に肌質を整える」
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攻めすぎず、でも確実に肌を育てていくような照射設定
その分、料金は地域でも比較的リーズナブルな設定とする予定です。
より専門的な施術をご希望の方へ(他院のご案内)
一方で、
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もっとしっかり反応させたい
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専門的な知見をもとに明確な変化を出したい
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シミの種類や場所にあわせて細かく対応してほしい
といった方には、美容皮膚科専門の医療機関での施術も非常におすすめです。
私の知人が院長を務めている
ケーズ皮膚科 美容皮膚科 天神院 は、
一人ひとりの肌状態を専門的に評価し、緻密な照射設計を行う美容皮膚科の専門施設です(保険診療にも対応しています)。
肌質やシミのタイプ、治療への期待に応じて、
細かなニーズにもきちんと応えてくれる信頼できるパートナーですので、
目的やご希望に応じて、うまく使い分けていただければと思います。
医師からひとこと
今回自分の肌で体験してみて、
強い反応や派手な変化はないけれど、確実に肌が動いている感覚がありました。
このくらいのバランス感なら、忙しい方でも通いやすく、安全性も高い。
個人的にも「これは患者さんにすすめやすいな」と実感しています。
8月からの正式リリースに向けて準備を進めていますので、
気になる方はお気軽にご相談ください。
ひろつ内科クリニック受診予約はこちらから
https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08874