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薬の飲み合わせが気になったらGPTに聞けばよいのか? 圧倒的によい理由

[2025.09.11]

こんにちは、ひろつ内科クリニック院長です。
日常診療でよく患者さんに聞かれるのが「この薬とこの薬、一緒に飲んで大丈夫ですか?」という疑問です。
複数の薬を飲んでいると、どうしても心配になりますよね。

従来の調べ方

  • 医師や薬剤師に聞く

  • 添付文書を読む

  • ネット検索する

もちろん一番確実なのは医療者に相談することです。ですが現実には「診察で聞きそびれた」「ネットだと情報がバラバラ」といったケースも多いものです。

GPTに聞くという新しい手段

最近はGPT(AIチャット)を使って薬の飲み合わせを確認する人も増えてきました。
「リリカとベオーバは併用できる?」
「スタチンは夜じゃなくてもいいの?」
こうした質問に対して、GPTは数秒で答えを返してくれます。しかも要点が整理されていて、専門用語をかみ砕いて説明してくれるのが強みです。

精度について正直なところ

立場上「絶対正しい」とは言えません。医療の世界では最終判断は医師や薬剤師が行うべきだからです。
ただ――正直に言うと、GPTの答えは驚くほど正確です。
しかも普通の医師や薬剤師よりも、バックグラウンドに持っている知識の広さは圧倒的です。最新のガイドラインから稀な薬の情報まで幅広く網羅しており、患者さんの自己調査ツールとしては非常に優れています。

それでも医師の確認が必要な理由

  • 個々の体調や持病との関係まではAIは判断できない

  • 検査値や症状を加味して調整するのは人間の役割

  • 責任を持って処方を最終決定するのは医師

つまり「GPTは限りなく正しいけれど、制度上は最終判断は医師」という運用ルールがある、ということです。

まとめ

薬の飲み合わせに迷ったとき、GPTを使って調べるのは圧倒的によい選択肢です。
実際にはかなり正確で、知識の幅も人間以上。ただし安心して使うためには「まずGPTで調べ、最終的に医師や薬剤師に確認」という流れが最適です。


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https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08874

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