コロナ・インフルエンザに関するよくある質問Q&A
新型コロナやインフルエンザが再び流行する季節になりました。診察室で患者さんからよくいただく質問を、まとめてQ&A形式で解説します。
Q1. コロナやインフルエンザにかかったら、何日休めばいいですか?
A. 厚生労働省の基準では
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発症日を0日目として5日間
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かつ解熱してから1日以上
休むことが推奨されています。
Q2. 解熱した当日に出勤・登校していいですか?
A. いいえ。解熱した日を含めて最低1日は様子を見ることが必要です。感染力が残っている可能性があるためです。
Q3. 家族が感染しました。自分は休んだ方がいいですか?
A. 自分が発症していない場合は、法律上休業義務はありません。ただし以下のような配慮は推奨されます。
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毎日の体温測定
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マスク着用
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換気・手洗い
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体調不良が出た時点で受診
職場や学校によって独自のルールがある場合もあるため、確認しておきましょう。
Q4. まだ咳が残っています。復帰しても大丈夫ですか?
A. 咳が軽度であれば復帰可能です。ただし周囲への配慮としてマスク着用を続けましょう。呼吸困難や発熱が続く場合は再受診してください。
Q5. 検査で陽性が出たけど、症状が軽い場合はどうすればいいですか?
A. 軽症で自宅療養が可能な場合は、上記の休業期間を守ってください。持病がある方、高齢者、妊娠中の方は重症化リスクがあるため、早めの医療相談をおすすめします。
Q6. インフルエンザとコロナの休業期間は同じですか?
A. はい、基本的には同じ考え方です。どちらも「発症から5日間+解熱後1日以上」が復帰の目安です。
まとめ
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発症日を0日目として数える
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発症後5日間、かつ解熱してから1日以上休む
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家族が感染した場合は体調観察と基本的な感染対策を徹底
無理して早く復帰するよりも、しっかり休むことが自分の体と周囲の人の健康を守ることにつながります。
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