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【2025年最新版】マダニ感染症の症状・治療・予防法まとめ|SFTSや日本紅斑熱に要注意!

[2025.06.26]

はじめに|マダニってどこにでもいるの?

春から秋にかけて、野外活動が増える時期に「マダニに注意」と言われることが増えます。しかし、ただの虫刺されだと思っている方も少なくありません。実は、マダニは命に関わる感染症を媒介することもあり、特に中高年や小児が重症化しやすい傾向にあります。

この記事では、マダニが媒介する主な感染症、症状、治療法、予防策について、やさしく解説します。


マダニに刺されるとどうなる?放置は危険!感染症リスクとは

マダニは、野山や草むらに生息する吸血性のダニで、人や動物の血を吸います。吸血時に唾液を介してウイルスや細菌を体内に送り込むことで、感染症を引き起こす可能性があります。

吸血自体は数日間続くこともあり、気づかずに放置すると感染のリスクが高まります。


マダニが原因となる感染症|SFTS・日本紅斑熱・ライム病の違いとは?

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

  • 原因:SFTSウイルス(フレボウイルス属)

  • 潜伏期間:6〜14日

  • 主な症状:発熱、下痢、嘔気、白血球・血小板減少、意識障害など

  • 治療:特効薬なし、支持療法が中心

  • 致死率:約10〜30%

特に高齢者の重症化リスクが高く、西日本を中心に報告が多い感染症です。

日本紅斑熱

  • 原因:Rickettsia japonica

  • 潜伏期間:2〜8日

  • 主な症状:発熱、全身の発疹、刺し口

  • 治療:テトラサイクリン系抗菌薬が有効(ドキシサイクリンなど)

適切な抗菌薬治療を早期に行えば予後良好です。

ライム病

  • 原因:ボレリア属細菌

  • 主な症状:環状紅斑、関節痛、神経障害

  • 国内での報告は北海道や長野などの特定地域に限定

  • 治療:抗菌薬治療が基本


マダニに刺されやすい人の特徴|年齢・性別・行動パターン

  • 庭いじり・農作業・草むらの散歩をする方

  • 登山やキャンプが趣味の方

  • ペットと屋外で遊ぶ機会が多い方

特に50代以上の女性に多く、衣服の隙間(首回り・足首など)から侵入しやすいため、注意が必要です。


マダニ感染を予防する方法|衣類・虫よけ・入浴後のチェックがカギ

  1. 長袖・長ズボン・帽子で肌の露出を避ける

  2. ディートまたはイカリジン配合の虫よけスプレーを使用

  3. 屋外活動後はすぐに入浴し、全身をチェック

  4. ペットにも予防処置を(獣医相談)

  5. 野外ではなるべく草むらに寝転ばない・座らない


マダニが皮膚についていたら?絶対にやってはいけないNG対応

  • 無理やり引っ張って取ろうとすると、マダニの口器が皮膚に残って炎症の原因になります。

  • 消毒してすぐに医療機関で除去を依頼してください。

  • 抗菌薬や検査が必要になることもあります。


市販薬や自然治癒で治せる?マダニ感染症への正しい対応とは

  • 市販の抗ヒスタミン薬やステロイドで「かゆみ」は取れることもありますが、感染症の発症を防ぐことはできません。

  • SFTSなどは特効薬がなく、症状が出たらすぐ医療機関へ


まとめ:マダニ感染症は正しい知識で防げる!春夏の外出前に知っておきたいこと

  • マダニは全国に分布し、誰でも刺されるリスクがあります。

  • 重症化しうる感染症(SFTSなど)を防ぐには、予防・早期対応・医療機関の受診が重要です。

  • 「ちょっとした体調不良」でも、野外活動後なら感染を疑いましょう。


参考文献・エビデンス

 

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