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院長ブログ
日々の診療室から(403件)
ひろつ内科クリニック院長が Indeed(インディード)公式記事の監修を行いました
2025年11月、求人サービス「Indeed(インディード)」が運営するキャリア情報サイトに掲載された以下の記事について、当院院長・廣津こう平が監修を担当しました。 監修記事: https://jp.indeed.com/career-advice/interviewing/clinic-interview (記事タイトル:クリニックの面接でよく聞かれる質問と回答例) この記事は、医療機関の採用面
インフルエンザの予防投与は本当に必要?薬ごとの正しい使い方と注意点の総まとめ
インフルエンザが流行すると、「家族が陽性なので薬を飲んでおきたい」「受験が近いので予防したい」という相談が増えます。 しかし、抗インフルエンザ薬は本来“治療薬”であり、予防目的での使用には医学的・制度的な整理が必要です。 この記事では 予防投与が検討される状況、薬剤ごとの正式な用法、実臨床で使われる運用、コンプライアンスの違い、耐性ウイルスの問題、そして保険適応の正確な条件 をエビデンスに基づいて
神経症とは何か 現代医学にもとづく総説(2025年版)
神経症という言葉は歴史的には広く使われてきましたが、現在の医学では正式な病名としては用いられません。 しかし一般向けの表現としては今も使われ、患者さん自身が「神経症では?」と相談することは少なくありません。 この記事では、現代の診断基準に照らして「神経症」という語をどのように解釈すべきかを、最新の医学的エビデンスに基づいて整理します。 1. 神経症という言葉の成り立ち 神経症(neurosis)は
口唇ヘルペスの初感染ってどれくらい激しい?
日本のガイドラインにもとづく正確な症状まとめ(2025年版) 口唇ヘルペスは非常によくみられる感染症ですが、 「初感染(初めてかかった時)」はどれくらい強い症状が出るのか? という点は検索でも迷いやすく、医療機関でも質問が多いところです。 結論から言うと、 日本のガイドラインでは「初感染の方が症状は強く出ることが多い」 と整理されています。 ここでは、日本のエビデンスを中心に“初感染の症状が何を指
去痰剤ムコダインとムコソルバン そのほかの去痰薬の違いと使い分けを「医学的エビデンス」で徹底解説
咳や痰の症状は、風邪・気管支炎・副鼻腔炎・COPD など幅広い疾患でみられます。 その際によく処方されるのが 去痰薬(喀痰調整薬) です。 本記事では、 ムコダイン(L-カルボシステイン) ムコソルバン(アンブロキソール) そのほかの主要な去痰薬(エンピナース、ブロムへキシン、NAC など) について、科学的根拠に基づいて“明確に”違いを整理します。 医学的にどのように使い分けるのが妥当か、一次情
インフルエンザワクチン接種翌日に39℃発熱…ワクチンでインフルになる?検査陽性になる?
外来で頻繁にある質問 「ワクチンのせいでインフル陽性になったんですか?」 「ワクチンでインフルに感染したんですか?」 結論は どのタイプのワクチンを打ったかで答えが変わります。 現在日本で接種可能なインフルエンザワクチンは 不活化ワクチン(皮下注射) フルミスト点鼻液(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン) の2種類です。 まず最重要ポイント ● 不活化ワクチン(皮下注射) → インフルになることはな
ひろつ内科クリニックのヘアストロークアートメイク —大久保アーティストによる、毛並み一本一本を描く技術の美学—
美容において、眉の印象が顔全体に与える影響は非常に大きいものです。 当院のアートメイクは委託アーティストによる専門的な技術で提供しており、中でも大久保アーティストが担当するヘアストローク(マシン毛並み)は、自然で繊細な眉を求める方から高い支持をいただいています。 今回は、この「ヘアストローク」技法の魅力を改めてご紹介します。 ヘアストロークアートメイクとは ヘアストロークは、専用のマシンを使用し、
インフル2025シリーズ #8 2025年:インフルエンザ 症状別の受診目安と重症化サインまとめ
はじめに インフルエンザの流行が非常に早い2025年は、 「この症状なら受診すべき?」「救急レベルなのか?」 といった相談が急増しています。 本記事では、インフルエンザの症状を“軽症・中等症・重症”に分けて、受診のタイミングを整理します。 日本のガイドライン(日本感染症学会・厚労省)に基づき、医学的に確認されている事実のみを扱います。 1. インフルエンザの典型症状 インフルエンザでは、以下の症状
インフル2025シリーズ #4 出勤停止・登校停止・感染期間 2025年版:日本の基準を整理して解説
はじめに インフルエンザの流行が早い2025年は、 「いつまで出勤を控えた方がいいのか?」 「子どもはいつ登校してよいのか?」 といった相談がとても多くなっています。 本記事では、学校保健安全法・厚労省の考え方・感染症の医学的知見をもとに、 出勤停止・登校停止・感染期間について、事実だけを整理します。 1. 子どもの登校停止期間(学校保健安全法) まず、保育園・幼稚園・小中高校などに通う子どもにつ
インフル2025シリーズ #7 2025年:インフルエンザワクチン 最新エビデンス・点鼻ワクチン・高用量ワクチンの現状まとめ
はじめに 2025年のインフルエンザ流行は非常に早く、ワクチンについての相談が急増しています。 特に今年は、 点鼻型ワクチン(小児領域で導入が進む) 高用量ワクチン(高齢者向けに申請・導入が進む) といった「新しい選択肢」への関心が大きくなっています。 本記事では、2025–26シーズンのインフルエンザワクチンの最新情報を、日本のガイドラインと世界のデータに基づいて整理します。 効果保証や比較表現
インフル2025シリーズ #6 家庭内感染対策の完全まとめ 2025年:家族に広げないための医学的に正しい方法
はじめに 2025年はインフルエンザの立ち上がりが早く、家庭内感染(家族内二次感染)が急増しています。 家族の誰かが感染すると、同居家族へ広がるリスクは高く、特に小児・高齢者・基礎疾患のある方では注意が必要です。 本記事では、日本のガイドライン・最新の感染症学の知見から「家庭内感染を減らすために効果が示されている方法」だけを整理します。 医療広告ガイドラインに従い、効果保証や比較表現は行わず、事実
インフル2025シリーズ #5 子どものインフルエンザ 2025年最新:脳症リスクと受診の目安を正しく理解する
はじめに 2025年のインフルエンザ流行は早く、すでに多くの地域で警報レベルに達しています。 特に小児では、インフルエンザに伴う「脳症」への関心が高まっています。 本記事では、インフルエンザ脳症とは何か、どの症状に注意すべきか、受診の目安はどうかを、最新の日本の指針・疫学データに基づいて整理します。 医療広告ガイドラインに従い、効果保証や比較表現は用いず、医学的に確認されている事実のみを記載します
インフル2025シリーズ #3 妊娠中・授乳中のインフルエンザ対策 安全性データと日本の推奨に基づく最新まとめ
はじめに 妊娠中や授乳中は、インフルエンザに感染した時の体への負担が大きくなることが知られています。 日本では、妊娠・授乳中でも治療とワクチン接種が推奨される場面があります。 本記事では、最新の日本の指針と安全性データを踏まえ、2025年における「妊娠中・授乳中のインフルエンザ対策」を整理します。 1. 妊娠中のインフルエンザはなぜ注意が必要か 妊娠中は免疫や循環・呼吸機能の変化があり、インフルエ
インフル2025シリーズ #2 2025年版:抗インフルエンザ薬の使い分け 日本で使える薬と、使われる場面の最新整理
はじめに 2025年のインフルエンザは例年より早い流行となり、抗インフルエンザ薬の適切な使い分けが重要になります。 本記事では、日本で使用できる抗インフルエンザ薬をすべて網羅し、最新のガイドライン・添付文書に基づいて「どのような場面で使用されるか」を整理します。 医療広告ガイドラインに基づき、効果の保証は行わず、「使われることがある」「適応がある」といった事実のみ記載します。 1. 日本で使用でき
インフル2025シリーズ #1 2025年版:インフルエンザ最新総まとめ 南半球データから読む「今年の流行と症状の特
はじめに 2025年のインフルエンザは、例年と比べても「立ち上がりが早い」ことが大きな特徴です。 日本では10月の段階で定点報告数が急増し、11月にはすでに全国的に警報レベルを超えています。 本記事では、**南半球で先に経験された2025年冬シーズン(=日本の半年先の姿に相当)**をもとに、今年の流行株、ワクチンの当たり具合、症状の特徴を最新データから整理します。 1. 南半球2025年シーズンの
インフル2025シリーズ #9 2025年:インフルエンザ検査の完全まとめ 抗原・ID NOW・PCR・nodoca の特徴と使い分け
はじめに 2025年のインフルエンザ流行では、 どの検査を選べばいいのか 発症してすぐでも検査できるのか nodoca って結局どういう検査なのか といった質問が非常に増えています。 本記事では、日本で日常診療に使われている 抗原定性検査(迅速キット) 核酸増幅検査(ID NOW / NEAR 法など) PCR検査 AI搭載インフルエンザ検査機器 nodoca の4つについて、検査原理と特徴、どん
喘息吸入薬って苦い?
LABA/ICS(長時間作用型β2刺激薬+吸入ステロイド)の吸入薬は、薬効に差があるだけでなく、「味」や「口に残る感じ」にも特徴があります。 実際、継続できない理由として「苦味」が意外と多く、日本のガイドライン(喘息予防・管理ガイドライン)でも吸入アドヒアランスの重要性が強調されています。 この記事では、**国内で使えるLABA/ICSの中で“苦味の訴えが少ないもの”**を、添付文書の味覚関連副作
インフル2025シリーズ #10(最終回) 2025年:インフルエンザ後に注意すべき 二次感染(肺炎・副鼻腔炎・心筋炎)まとめ
はじめに インフルエンザ自体は発症から数日で改善することが多い一方、 発症後1〜2週間以内に「二次感染」や「合併症」が起こるケースが古くから知られています。 日本感染症学会・厚生労働省の資料でも、 インフルエンザ後に注意すべき病態として 肺炎 副鼻腔炎・中耳炎 心筋炎 脳炎・脳症(小児) 細菌感染全般 が挙げられています。 本記事では、2025年のインフルエンザ流行状況を踏まえつつ、 医学的に確認
妊娠中・授乳中の喘息吸入薬の適応について総説
結論から言うと、日本・海外のガイドラインは共通して 喘息コントロール不良そのものの方が、母体・胎児へのリスクが大きい 吸入薬は妊娠中・授乳中でも原則として継続する という立場です。サイエンスダイレクト+3日本産婦人科医会+3臨床支援アプリHOKUTO+3 ここでは「妊娠・授乳中の喘息吸入薬」について、 日本のガイドラインを中心に、海外の方針も補足しながら整理します。 1. 妊娠中の喘息で本当に問題
妊娠中・授乳中の「頑固な咳」 咳喘息への LABA/ICS 使用は可能か? 最新の国内外ガイドラインから整理
1. 今いちばん多い相談は「咳だけ止まらない」 外来で非常に多いのが、 新型コロナ後の長引く咳 後鼻漏が治っても続く咳 風邪後 3週間以上続く咳 深夜や朝方にだけ出る咳 痰が出ないのに咳ばかり続く こうした「咳が主体」で来院する方で、もともと喘息歴がないケースは多いです。 医学的には 咳喘息(Cough-variant asthma) や 気道過敏性亢進 を疑う病態。 そしてここで最も多い質問が
NHK福岡「ロクいち!福岡」に出演しました
2025年10月11日放送の NHK福岡『ロクいち!福岡』(18:10〜) にて、 当院・ひろつ内科クリニック院長 廣津こう平 が 「寒暖差による体調不良とその対策」についてコメント出演いたしました。 寒暖差による体調不良とは? 朝晩と日中の気温差が大きくなるこの時期、 「だるい」「眠れない」「食欲が出ない」「めまいがする」 といった訴えで来院される方が増えています。 これは、体温調整を担う 自律
「トイレが近い…」それ、過活動膀胱かもしれません
「急にトイレに行きたくなって我慢できない」「夜中に何度も起きる」―― そんな症状が続くと、日常生活が大きく制限されてしまいます。 このような症状があるときに考えられるのが、**過活動膀胱(かかつどうぼうこう)**です。 40歳以上の日本人では、およそ8人に1人が悩んでいるといわれています。 1. 過活動膀胱とは? 過活動膀胱とは、膀胱(ぼうこう)の働きが過敏になり、急に尿意が強く出てしまう状態のこ
単純性紫斑病とは?―皮膚にあざができやすい人の原因と対処法―
皮膚に赤紫色のあざができやすく、「ぶつけた覚えがないのに青あざができる」という方はいませんか? このような症状で最も多いのが**単純性紫斑病(たんじゅんせいしはんびょう)**です。高齢者だけでなく、若い女性にもみられることがあり、原因や対処法を正しく理解することが大切です。 単純性紫斑病とは? 単純性紫斑病(simple purpura, senile purpura)は、皮下出血によって皮膚に紫
2025年度版:抗インフルエンザ薬の完全ガイド ― 日本で処方される薬の違い・使い分け・最新エビデンス ―
毎年冬になると流行するインフルエンザ。 「タミフル」「ゾフルーザ」「リレンザ」「イナビル」など名前を聞いたことはあっても、実際にどの薬を使うのがよいのか、迷う方は多いと思います。 この記事では、2025年現在、日本で使用されているすべての抗インフルエンザ薬の特徴と使い分けを、厚生労働省および日本感染症学会の最新ガイドラインに基づいてわかりやすく整理します。 副作用や妊娠・授乳中の使用可否なども含め