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院長ブログ

日々の診療室から(400件)

インフルエンザ

高感度を、誠実に。ひろつ内科クリニックのインフル・コロナ同時検査 富士ドライケム IMMUNO AG2 を用いた「見逃しを減らす」診断体制

当院では、富士フイルムの定性装置「ドライケム IMMUNO AG2」を用いて、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時抗原定性検査を行っています。 検査は一律実施ではなく、症状・発症時期・曝露歴・社会的要請などを考慮し、患者さんの希望とも照らして慎重に適応を判断しています。 「早さよりも正確さ」を重視し、必要な検査を、誠実に行うのが当院の方針です。 ドライケム IMMUNO AG2 の特長 金コロ

一般内科・症状解説

線維筋痛症とは?

慢性的な全身の痛みを特徴とする「線維筋痛症(Fibromyalgia)」は、見た目には異常がないにもかかわらず、痛みや倦怠感、睡眠障害などが続く疾患です。日本では10万人あたり約100人前後の有病率とされ、特に中年以降の女性に多くみられます。 症状の特徴 全身に広がる慢性的な痛み(3か月以上持続) 朝のこわばりや関節痛に似た症状 睡眠の質の低下(熟睡できない) 強い倦怠感、集中力低下、頭痛、過敏性

感染症・流行情報

nodocaが新たに「コロナ参考判定機能」を取得 AI診断が拓く次の医療の形

当院でも導入しているAI診断支援システム「nodoca」が、2025年10月に新型コロナウイルス感染症の参考判定機能を追加承認されました。 これは、既に薬事承認を得ている「インフルエンザAI診断機能」に対する一部変更承認という形で、既存システムの延長として認められたものです。 つまり、これまで咽頭画像からインフルエンザの可能性をAIが解析していたのに加え、同じ画像からコロナの“参考結果”も提示でき

インフルエンザ

仕事帰りにさっとインフルエンザワクチン接種を ― 夜間・休日も受付中(ひろつ内科クリニック)

秋冬に向けて、インフルエンザワクチンの接種時期が始まりました。 「仕事が終わるのが遅くて病院が閉まっている」「休日は混んでいて行けない」 そんな方にこそ、当院の夜間・休日接種をおすすめします。 夜21時まで・土日祝も診療 ひろつ内科クリニックでは、平日12:00〜21:00、土日祝も診療しています。 仕事帰りに立ち寄れる時間帯にインフルエンザワクチンの接種が可能です。 予約はWebから24時間受け

インフルエンザ

日本で使われるインフルエンザワクチンを網羅解説(2025/26シーズン)

日本の季節性インフルエンザワクチンは、大きく「不活化HAワクチン(注射)」と「経鼻弱毒生ワクチン(フルミスト)」、そして高齢者向けの「高用量HAワクチン(筋注)」があります。2025/26シーズン(令和7年度)は、標準の不活化HAワクチンが“3価(A/H1N1・A/H3N2・B〈ビクトリア系統〉)”に移行しています。厚生労働省 1. 種類と作用の違い(日本のラインナップ) 不活化インフルエンザHA

一般内科・症状解説

ミドドリンによる高血圧の副作用 ― 起立性調節障害で処方される前に知っておきたいこと

ミドドリンとは ミドドリン塩酸塩(商品名:メトリジン)は、交感神経を刺激して血管を収縮させることで血圧を上げる薬です。 もともと 神経因性起立性低血圧 や 起立性調節障害(OD) に対して使用され、立ちくらみやふらつきを改善する目的で処方されます。 作用機序 ミドドリンは体内で活性代謝物「デスメチルミドドリン」に変換され、α1アドレナリン受容体を刺激して末梢血管を収縮させます。 これにより血圧が上

一般内科・症状解説

即効性のある漢方・じっくり効く漢方 ― 効果発現のスピードの違いを理解する

「漢方は長く飲まないと効かない」と思っていませんか? 実は、**数時間で効果を実感できる“即効型の漢方”**もあれば、**数週間〜数か月かけて体質を整える“じっくり型の漢方”**もあります。 本記事では、その両者の違いと代表的な処方を、臨床的な使用例を交えて詳しく解説します。 即効性を期待できる漢方(急性期・発作性症状向け) いわば「その場で効く」タイプ。 発汗、鎮痛、鎮痙、利尿、消化促進といった

インフルエンザ

インフルエンザワクチンの副反応発生確率を徹底解説 (2025年版・エビデンスレベル最高)

毎年秋冬になると、多くの方がインフルエンザワクチンを接種します。 しかし、「副反応が怖い」「発熱したらどうしよう」と不安に感じる方も少なくありません。 この記事では、日本および国際的な高エビデンス研究をもとに、インフルエンザワクチンの副反応発生確率を科学的に解説します。 1. 副反応とは何か 「副反応」とは、ワクチンによって起こる生体の反応のうち、目的としない作用のことを指します。 その多くは免疫

一般内科・症状解説

銀杏中毒について総説

秋から冬にかけて旬を迎える銀杏は、茶碗蒸しや炒り銀杏などで親しまれています。しかし食べ過ぎにより「銀杏中毒」を起こすことが知られています。これは古くから日本で繰り返し報告されてきた食中毒であり、特に小児では重症化する可能性があるため注意が必要です。 銀杏中毒の原因成分 銀杏の種子には「4′-メトキシピリドキシン(MPN, ginkgotoxin)」が含まれています。 MPNはビタミンB6(ピリドキ

感染症・流行情報

潜伏梅毒(無症状梅毒)とは:定義・診断・治療

梅毒はトレポネーマ・パリダムによる性感染症です。典型的には皮疹やしこりで気づかれることが多いですが、症状が全くないまま血液検査で診断されることもあります。この状態は 潜伏梅毒(latent syphilis) と呼ばれます。 潜伏梅毒の定義 梅毒血清反応(RPR、TPHAなど)が陽性 臨床的な症状を認めない 分類は以下のとおりです。 早期潜伏梅毒(感染から1年以内) 再び第2期の症状が出ることが

感染症・流行情報

サルモネラ食中毒とは?症状・原因・予防策を徹底解説

サルモネラとはどんな菌か サルモネラ(Salmonella属)は腸内細菌科に属するグラム陰性桿菌で、世界中に広く分布しています。ヒトだけでなく、家畜、野生動物、爬虫類、鳥類など多様な生物に常在しており、食品や環境を介して容易にヒトへ伝播します。 血清型は2,500種類以上が確認されており、その中でも Salmonella Enteritidis(エンテリティディス) や Salmonella Ty

感染症・流行情報

刺身や生魚で起こる細菌性腸炎 ― 主な原因菌と症状・予防策を徹底解説

日本の食文化に欠かせない「刺身」や「寿司」。世界的にも人気ですが、生魚を食べる文化は実は少数派です。その背景には「鮮度・保存・衛生管理」が厳密に守られている日本ならではの安全体制があります。 しかし、それでも 生魚を原因とする細菌性腸炎(食中毒) は毎年一定数報告されており、特に夏季や免疫が弱い人にとってはリスクが高まります。ここでは代表的な原因菌を整理し、症状・特徴・予防策を詳しく解説します。

一般内科・症状解説

若者に多い「起立性調節障害」 ― 大人になっても続くことがある病気

起立性調節障害とは 起立や体位の変化により、自律神経がうまく働かずに血圧や脈拍の調整ができなくなり、立ちくらみ・動悸・失神・強いだるさなどを引き起こす病気です。 中高生で診断されることが多いですが、実際には 大学生や20代社会人などの若者にも多くみられ、大人になっても症状が続く人もいる ことが分かっています。 なぜ若者に多いのか 自律神経の発達が未熟 思春期から青年期は交感神経と副交感神経のバラ

感染症・流行情報

繰り返す膀胱炎について総説

膀胱炎は「尿路感染症」の中で最も一般的な病気で、特に女性に多く見られます。一度かかるだけでもつらいものですが、「治ったと思ったのにまた再発する」というケースが少なくありません。医学的には6か月以内に2回以上、または1年以内に3回以上膀胱炎を発症する場合を「再発性膀胱炎」と定義します。再発が続くと日常生活の質(QOL)が低下し、長期的に腎盂腎炎など重い感染症につながることもあるため、しっかり理解し、

日常の風景

開院9か月、月間31.8万PVと口コミの広がり

2025年1月に開院したひろつ内科クリニックは、このたび9か月を迎えました。まだ1年も経っていない新しいクリニックですが、日々の診療やブログ発信を通じて多くの方に知っていただけるようになりました。 先月の公式サイトの閲覧数(PV)は 318,605 に到達しました。開院当初の数千アクセスから始まり、数か月で数万、夏には10万を超え、そしてこの秋にはついに30万を超える規模に成長しました。地域の一ク

感染症・流行情報

洪水・冠水と破傷風:本当にリスクは上がるのか?最新エビデンスと、いまのワクチン供給事情

要点(先に結論) 「洪水の水に触れたこと自体」で破傷風リスクは上がらない。問題は“傷”があるか、どんな傷か、ワクチン歴は十分か。米CDCや災害時の公式見解は一貫して「一律の集団接種は不要、創傷ごとの個別評価を」とする。疾病対策センター+1 ただし後片付けで擦過傷・刺創が増え、土壌や有機物で“汚染創”になればリスクは上がる。創の種類と接種歴で、トキソイドやTIG(破傷風免疫グロブリン)の要否を個別決

アートメイク・脱毛

医療脱毛なら博多駅すぐのひろつ内科クリニック|ジェントルマックスプロ導入

「医療脱毛を福岡・博多で受けたい」「信頼できる医療機関で全身脱毛やVIO脱毛をしたい」――そんな方におすすめなのが、ひろつ内科クリニックの医療レーザー脱毛です。当院では厚生労働省承認のレーザー機器 GentleMax Pro(ジェントルマックスプロ) を導入し、安全性と効果のバランスを重視した施術を提供しています。 ジェントルマックスプロの特徴とメリット ジェントルマックスプロは、世界的に信頼され

感染症・流行情報

統計的に10月に増える病気について

10月は、一年の中でも「病気が増えやすい時期」と言われています。日中は夏のように暖かくても朝晩は冷え込み、寒暖差によって免疫や自律神経のバランスが乱れやすくなるためです。さらに秋は学校行事や出張、旅行などで人の移動が増え、感染症が広がりやすい季節でもあります。ここでは、統計的に10月に増える代表的な病気を取り上げ、臨床的な背景や予防のポイントを解説します。 1. インフルエンザ(季節性) 発生の特

一般内科・症状解説

トランプ発言「アセトアミノフェンと自閉症」—エビデンスでどう読む?

何が起きたのか(2025年9月の動き) 米国で、トランプ大統領が「妊娠中のアセトアミノフェン(一般名:アセトアミノフェン、米国ブランド:Tylenol)は自閉症と関連する」と発言し、HHS(保健福祉省)やFDAが“注意喚起”文書やラベル変更手続きを示唆。これに対し、WHOや米産科婦人科学会(ACOG)などが「因果関係は確立していない」と強く反論しています。Reuters+3HHS.gov+3U.S

インフルエンザ

2025年秋冬インフルエンザはどうなる?南半球の流行から読む国内の傾向

秋冬のインフルエンザ流行が迫っています。例年、日本の流行を占う上で参考になるのが「季節が逆の南半球の流行状況」です。すでに流行を経験した国々のデータを知ることで、今シーズンの日本での特徴をある程度推測することができます。 本記事では、2024–2025年に南半球で見られたインフルエンザ流行の特徴を整理し、それをもとに国内の流行傾向と備えについて解説します。 南半球の流行状況と特徴 世界保健機関(W

感染症・流行情報

大人の溶連菌感染症(社会人も注意!職場感染のリスクも)

溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)は、小児に多い病気として知られていますが、実は大人もかかります。社会人や働く世代が感染すると、仕事や家庭に大きな影響が出ることがあり、さらにオフィスや職場で広がる 職場感染 のリスクも無視できません。 ここでは「大人の溶連菌感染症」について、社会人視点で詳しく解説します。 大人に多い症状の特徴 高熱(38〜39℃):突然の発熱で体調を崩すケースが多い 強い

一般内科・症状解説

秋の花粉症:ブタクサやヨモギに要注意

花粉症というと春のスギやヒノキを思い浮かべる方が多いですが、実は夏の終わりから晩秋にかけて「秋の花粉症」が存在します。原因となるのは、身近な雑草であるブタクサ・ヨモギ・カナムグラです。これらは都市部の空き地や河川敷などに多く生え、気づかないうちに症状を引き起こします。 1. 秋の花粉の種類と特徴 ブタクサ 8月下旬〜10月にかけて飛散。1本の株が数百万個の花粉を生産するとされ、アメリカでは「最強の

健診・予防接種

インフルエンザワクチン予約受付を開始しました(2025年度)

ひろつ内科クリニックでは、2025年度のインフルエンザワクチン接種の予約受付を開始しました。 実際の接種開始は9月25日からとなります。 接種概要 接種開始日:2025年9月25日 費用:1回 4,000円(税込) 対象:中学生以上(小児はご相談ください) インフルエンザ流行が早めに始まっています 福岡市ではすでに流行入りの目安を超えており、昨年より1か月早いペースでの流行が確認されています。 例

コロナ

妊娠初期・中期・後期にコロナ感染したら胎児に影響はあるのか?

妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、赤ちゃんへの影響を心配される方は少なくありません。ここでは最新の研究をもとに「妊娠初期・中期・後期」ごとに分けて整理してみます。 妊娠初期(〜13週) 先天異常:大規模研究やレビューでは「コロナ感染で先天奇形が増える」という証拠は示されていません。 流産:多くの研究では感染による流産リスクの増加は認められていません。ただし高熱や脱水など母体の状態悪化はリス

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