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IPLと医療脱毛はどう違う?—よくある誤解を徹底解説

IPLと医療脱毛はどう違う?—よくある誤解を徹底解説

[2025.08.30]

はじめに

「フォトフェイシャルと医療脱毛って同じですか?」

「IPLで脱毛できるってサロンで聞きました」

実際にこうしたご質問を受けることは少なくありません。

結論から言えば、IPL(光治療)と医療脱毛はまったく別の治療です。

目的・仕組み・効果の持続性が大きく異なります。本記事では、両者の違いを医療機関の立場から整理してご説明します。


IPLとは?(フォトフェイシャル・光治療)

IPL(Intense Pulsed Light)は「広帯域の光を用いた美肌治療」です。

  • 主な目的:シミ・そばかす・赤ら顔・肌質改善
  • 仕組み:500〜1200nm前後の幅広い光が皮膚のメラニンやヘモグロビンに反応し、色素沈着や赤みを改善
  • 効果:肌トーンの改善、透明感向上、肌質の均一化
  • 頻度:1か月ごとに数回施術を重ねて少しずつ変化を実感

当院の機器:キャンデラ社ノーリス(Nordlys)

ノーリスは医療機関専用のIPL機器です。エステで使われる「光脱毛用IPL」とは全く異なり、必ず医師管理下でのみ扱えます。

特徴は**SWT(Selective Waveband Technology)**という独自技術。

不要な波長を除去し、必要な光だけを効率的に届けることで、従来型IPLよりも効果的かつ副作用リスクを抑えた施術が可能です。


医療脱毛とは?(レーザー脱毛)

医療脱毛は、レーザーを用いて毛根を破壊し、長期的な減毛を得る治療です。

  • 主な目的:ムダ毛の永久減毛
  • 仕組み:特定波長のレーザーが毛根のメラニンを狙い撃ちし、再生能力を抑制
  • 効果:毛の長期的な減少、自己処理の大幅削減
  • 頻度:2〜3か月ごとに5〜8回で効果を実感
  • 特徴:毛根破壊は医療行為にあたり、医師管理下の医療機関でのみ可能

当院の機器:ジェントルマックスプロ(GentleMax Pro)

当院で導入しているのはキャンデラ社ジェントルマックスプロ

  • アレキサンドライトレーザー(755nm):色白〜標準肌に適応
  • ヤグレーザー(1064nm):日焼け肌や色素沈着部位にも対応

2波長を切り替えて使えるため、幅広い肌タイプに対して安全かつ効果的な医療脱毛が可能です。


よくある誤解

1. 「IPLでも脱毛できますか?」

→ エステの「IPL脱毛」という表現が誤解の元です。IPL照射で一時的に毛が抜けることはあっても、毛根を破壊する出力はなく再び毛は生えてきます。永久脱毛効果はありません。

2. 「フォトフェイシャルと脱毛は同じ光?」

→ 違います。

  • IPL(ノーリス):広帯域の光で肌全体にアプローチ
  • 医療脱毛(ジェントルマックスプロ):単一波長のレーザーで毛根をピンポイント破壊

3. 「どちらが優れている?」

→ 優劣ではなく目的が違うのです。

  • シミ・赤ら顔 → IPL(ノーリス)
  • ムダ毛 → 医療脱毛(ジェントルマックスプロ)

IPLと医療脱毛の比較表

項目

IPL(ノーリス)

医療脱毛(ジェントルマックスプロ)

主な目的

シミ・そばかす・赤ら顔・肌質改善

毛根破壊による永久減毛

光の種類

広帯域光(SWT技術で不要波長を除去)

単一波長レーザー(755nm/1064nm)

効果

肌のトーン改善、赤み軽減

長期的な減毛

効果の持続

繰り返し治療が必要

5〜8回で半永久的効果

提供機関

医療機関のみ(医師管理下)

医療機関のみ(医師管理下)

特徴

美肌治療に特化、ローリスクプロトコル

2波長搭載で幅広い肌タイプに対応


まとめ

  • IPL(ノーリス)=美肌治療用の医療機器
  • 医療脱毛(ジェントルマックスプロ)=永久減毛用の医療レーザー

    どちらも医療機関でのみ扱える治療ですが、目的と作用が全く異なります。

当院では「まじめな内科」としての立場から、

  • IPLはローリスク安全プロトコルでの美肌治療
  • 医療脱毛はジェントルマックスプロによる確実なレーザー脱毛

    をご提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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