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【2026年6月】新型コロナがまた増えてきています——主流の変異株・症状・確認できる公式データを内科医が整理

2026年の6月に入って、当院の外来でも、新型コロナウイルス感染症の方が再び増えてきている印象があります。「またコロナ?」と思われるかもしれませんが、この数年、コロナは夏にも流行の山がみられるのが例年のパターンで、今年も同じような動きになっています。ここでは、いま事実として確認できることだけを整理してお伝えします。

いま、本当に増えているのか

新型コロナの流行状況は、厚生労働省や国立健康危機管理研究機構(JIHS、旧・国立感染症研究所)が、毎週、発生状況を公表しています。福岡県も県内の週ごとの報告をまとめています。当院の現場での実感と、この公式データの両方を合わせて見るのが確実です。最新の正確な数字は、記事の最後に挙げた公式サイトで確認できます。

新型コロナは2023年以降、季節を問わず流行の波を繰り返しており、とくに夏(おおむね7〜9月)と冬に山がくることが多くなっています。2026年の初夏も、その入り口に入ってきているとみられます。

2026年に主流の変異株

2026年に流行している新型コロナは、これまでと同じくオミクロンの系統です。報告によると、2026年に入ってからは、NB.1.8.1(通称「ニンバス」)や、BA.3.2(「セミ型」と呼ばれる系統)などが主流とされています。さらに、これらから派生したXFGやストラタスといった系統も報告されています。いずれもオミクロンの仲間で、まったく別の新しいウイルスというわけではありません。

症状の特徴

基本的な症状は、これまでのオミクロン株と大きくは変わりません。発熱、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感、頭痛などです。とくに「ニンバス」については、強いのどの痛み(カミソリで切られるような、と表現されることがあります)を訴える方が多いこと、感染する力が強く家庭内で広がりやすいことが報告されています。ただし、症状の感じ方には個人差があり、のどの痛みがあるからニンバス、なければ別、と見た目だけで区別できるわけではありません。

基本的な対策は変わらない

主流の変異株が変わっても、できる対策の基本は変わりません。

  • 手洗い、換気、人が多く混み合う場所でのマスクなど、できる範囲の感染対策
  • 発熱やのどの痛みなど症状があるときは、無理をして出勤・登校せず、人との接触を控える
  • 高齢の方、基礎疾患のある方、妊娠中の方など、重症化リスクのある方は早めに相談する
  • 検査が必要かどうか、ワクチンの考え方は、年齢や持病によって変わるため、個別に相談する

こんなときは受診を

  • 高熱が続く、息苦しさがある、ぐったりして水分が摂れない
  • 高齢の方や基礎疾患のある方で、いつもと様子が違う
  • 症状が長引く、いったん良くなってまた悪化する

まとめ

2026年6月、新型コロナはまた増えてきています。主流はオミクロン系統のニンバスやセミ型で、ニンバスは強いのどの痛みが特徴と報告されています。とはいえ、まったく未知の病気ではなく、対策の基本も変わりません。最新の流行状況は公式の週報で確認できますので、必要以上に不安にならず、体調が悪いときは無理をしないことが大切です。気になる症状があれば、ご相談ください。

参考・最新データの確認先

ひろつ内科クリニック受診予約はこちらから
https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg08874

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