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分類なしの記事(12件)

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治らないニキビに「イソトレチノイン」という選択肢|効果・副作用・治療の流れを医師が解説

この記事の要点 イソトレチノインはビタミンA誘導体の経口薬で、重症ニキビに対して世界40年以上の使用実績を持つ治療薬です 皮脂腺の縮小・毛穴の角化抑制・抗炎症作用など複数の機序が重なり、保険診療で改善しなかったニキビにも高い効果が期待できます 日本では未承認薬のため自費診療での提供となり、開始前の血液検査と定期的なモニタリングが必要です 強い催奇形性があり、妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方は使用できません 治療期間は通常4〜6か月。適切な管理下で使用すれば、安全性が高く長期的な効果が期待できる薬剤です 1. イソトレチノインとは イソトレチノインは、ビタミンA(レチノール)の化学的類似体で

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風邪・胃腸炎の処方薬はドーピング検査に引っかかる?アスリートが知っておくべき薬の選び方【内科医が解説】

この記事の要点 WADA(世界アンチ・ドーピング機関)の禁止リストは毎年1月1日に更新される。処方薬であっても禁止物質を含む場合がある 風邪処方で特に注意が必要なのは「PL顆粒」「葛根湯・小青龍湯」「コデイン系鎮咳薬」「ステロイド経口・注射」 アセトアミノフェン(カロナール)・NSAIDs・抗生剤・整腸剤・ドンペリドンはドーピング上問題ない 処方を受ける際は医師に「競技会の時期」と「アスリートであること」を必ず申告すること 禁止物質が治療上必要な場合はTUE(治療使用特例)の申請で対応できる ドーピング違反は「知らなかった」では免責されない スポーツにおけるドーピング違反の原則として、選手は自

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粘血便が出たらどうする?原因の鑑別と受診すべき症状【内科医が解説】

この記事の要点 粘血便(ねんけつべん)とは、粘液と血液が混じった便のことで、「イチゴゼリー状」と表現されることがある 原因は感染性腸炎・潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸がん・虚血性腸炎など多岐にわたる 「痔だろう」と自己判断して放置するのはリスクが高い 発熱・激しい腹痛・大量出血を伴う場合は緊急受診が必要 症状が2〜3日以上続く場合や繰り返す場合は、内科を受診して大腸カメラの適応を判断してもらうことが推奨される そもそも「粘血便」とは何か 便に含まれる粘液は、腸の粘膜から分泌されるタンパク質の一種で、便が腸内をスムーズに移動するために必要なものです。健常な状態では腸に再吸収されるため、通常は便の

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EBウイルス感染後に紫斑が出た——血小板減少性紫斑とはどんな状態か

はじめに 「EBウイルスに感染した後、皮膚に赤い斑点が出てきた」——そのような訴えで受診される患者さんが一定数います。発熱・咽頭痛・リンパ節腫脹という典型的な伝染性単核球症の症状が落ち着き始めた頃に、今度は皮膚の出血斑が目立ち始める——この経過を踏まえると、EBウイルス感染に関連した血小板減少が背景にある可能性を考える必要があります。 本記事では、EBウイルス(Epstein-Barr virus、以下EBV)感染後に生じる紫斑の機序・症状・診断・対応について、内科医の立場から解説します。 EBウイルス感染症(伝染性単核球症)とは EBVはヘルペスウイルス科に属するウイルスで、主に唾液を介して

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口唇ヘルペス(熱の花)完全ガイド|症状・原因・治療・再発予防まで内科医が解説【福岡・博多】

この記事の要点 口唇ヘルペスの原因ウイルス(HSV-1)は、日本人成人の約60〜80%が感染している非常にありふれたウイルスです 一度感染すると三叉神経節に潜伏し、免疫低下のたびに再発します(完治はしません) 治療の核心は「前駆症状の段階で抗ウイルス薬を内服すること」。タイミングが早いほど効果が高くなります 年3回以上再発する方には「PIT療法(Patient Initiated Therapy)」という先手治療が保険適用で受けられます ウイルス排泄は症状消失後も続くため、かさぶたが完全に落ちるまで感染対策が必要です 口唇ヘルペスとは 唇の周囲にピリピリとした違和感とともに小さな水ぶくれが現れ

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花粉症の点鼻薬、どれを使えばいい?処方薬・市販薬の噴射感・使用感を医師が徹底解説

この記事の要点 点鼻ステロイド薬の「使い心地」はデバイス・剤形・投与回数で大きく異なります。 成分の違いだけでなく、「液体か粉末か」「液だれするかどうか」「においや刺激があるか」といった使用感の差が、継続率に直結します。 処方薬では4製品(アラミスト・ナゾネックス・エリザス・フルナーゼ)が主流であり、それぞれデバイス特性が異なります。 当院でも患者さんの職業・生活スタイル・鼻の敏感さに応じて選択を調整しています。 市販薬(OTC)のステロイド点鼻薬は、フルナーゼ点鼻薬とナザールαARの2製品が中心です。 処方薬と同一成分の製品もありますが、適応・使用上限・デバイス設計は異なります。 「市販薬で

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食後に眠気・動悸・だるさが出る「反応性低血糖」とは?病態と自宅でできる対処法を解説

この記事の要点 反応性低血糖は、食事後2〜5時間以内にインスリンの過剰分泌が起き、血糖値が急激に低下することで起こる 昼食後の強い眠気・集中力低下・動悸・冷汗・手の震えが主な症状 糖尿病薬を使っていない人でも起こりうる病態である 食事内容・食べる順番・食事回数を見直すことで、自宅での対処が可能 症状が繰り返す・強い場合は内科への受診と血糖測定が必要 「食べたのに低血糖」はなぜ起きるのか 食後に急激な眠気に襲われる、強い疲労感で動けなくなる、動悸や手の震えが出る——これらの症状を「食後特有のもの」として放置されている方が少なくありません。 原因の一つとして考えられるのが「反応性低血糖(react

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「どこでうつった?」より大事なこと|嘔吐・下痢の感染性胃腸炎、治療は原因が何であれ変わらない【福岡市博多区】

この記事の要点 嘔吐・下痢が出たとき、「どこでうつったか」を気にするのは自然な反応です 家族や同席者に同じ症状が出ている場合は食中毒の可能性があり、感染源を確認することに意味があります ただし、原因ウイルスが何であれ、個人の治療方針は変わりません 感染源の追跡より、今すぐ「脱水を防ぐ」「周囲にうつさない」「受診の判断を誤らない」の3点を優先してください 診察室でよく聞かれる質問 「先生、これってどこでうつったんでしょう?」 嘔吐・下痢が続いているとき、患者さんの多くがこう尋ねます。昨日食べたものが悪かったのか、誰かからうつったのか、職場の食事会が原因なのか——気になるのは当然のことです。 ただ

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ノロウイルス感染症の症状を徹底解説|潜伏期間・感染経路・受診の目安【福岡市博多区 内科】

この記事の要点 ノロウイルスは潜伏期間24〜48時間後に突然発症し、嘔吐・下痢・腹痛が主症状 症状は通常1〜3日で改善するが、症状消失後も1週間〜1か月は便中にウイルスを排出 感染性胃腸炎患者の年間患者数は約195万人/年と推定され、その多くがノロウイルスによる(厚生労働省) 有効な抗ウイルス薬・ワクチンはなく、対症療法と脱水予防が治療の柱 アルコール消毒は効果が限定的であり、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒と石鹸での手洗いが有効 乳幼児・高齢者・基礎疾患保有者は重症化リスクが高く、早期受診が必要 ノロウイルスとはどのようなウイルスか ノロウイルスはカリシウイルス科ノロウイルス属の1本鎖RNAウ

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2026年春のスギ花粉、全国で飛散開始|福岡はピーク目前、今週末が最初の山場

この記事の要点 2026年のスギ花粉は2月中旬、全国で一斉に飛散を開始しました。東京は2月13日、九州・東海の一部は2月16日までに飛散開始が確認されています。 飛散量は地域差が大きく、東日本・北日本は例年より多く非常に多い所もある見込みです。西日本は概ね例年並みの予測です。 福岡では2月16〜17日に観測値が急増し、本格飛散が始まりました。ピークは2月下旬からの見込みです。 2月21〜23日の3連休は全国的に気温が急上昇し、飛散量が大幅増の見込みです。黄砂との同時飛来リスクも重なります。 1. 全国の飛散状況:2月第3週時点でどうなっているか 飛散開始の確認状況 日本気象協会の第4報(202

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下痢で低カリウム血症になる理由|仕組みと対処法を内科医が解説

この記事の要点 下痢では大腸からカリウムが直接失われる(便中K濃度は20〜50 mEq/Lに達することがある) 脱水によるアルドステロン上昇が腎臓からのカリウム排泄をさらに増加させる 嘔吐を伴う場合は代謝性アルカローシスによる細胞内シフトも加わり、低K血症が急速に悪化する 補液の際は必ずカリウム補正を行う(生理食塩液のみでは悪化する可能性がある) 「下痢が続いたら足がつった」「採血でカリウムが低か

保険診療

開業7か月半のご報告:Googleレビュー50件に到達しました

いつも当院をご利用いただき、心よりありがとうございます。 本日(2025年8月18日)時点で、Googleマップのクチコミが50件に到達しました。うち49件が星5という評価をいただいており、身に余る思いです。いただいた評価は、私たちが胸を張るためのものではなく、日々の診療を「当たり前にまじめに」積み重ねる責任の重さとして受け止めています。 まずは御礼とお約束 予約から会計までの導線をできる限りわか

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