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メディカルダイエットの記事(21件)

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ダイエットで「インスリン(IRI)」を測る意味とは ──体重やHbA1cだけでは分からない“痩せにくさ”の正体

ダイエット外来や健診相談で、 「食事量は減らしているのに体重が落ちない」 という声をよく耳にします。 こうしたケースでは、血糖値やHbA1cだけでは評価できない代謝の偏りが背景にあることがあります。 その評価に役立つ指標の一つが、 空腹時インスリン(IRI) です。 インスリン(IRI)とは何か インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、主に以下の作用を担います。 血糖を下げる 糖を脂肪と

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【2026年最新】やせる注射(GLP-1関連薬)を中止すると体重はどうなるのか 最新エビデンスに基づく整理

BBCニュースで 「いわゆる“やせる注射”を中止した後、体重が再増加するスピードが速い可能性がある」 という研究が報道されました。 本記事では、2026年時点で利用可能な最も新しいエビデンスを基に、 この内容を事実のみに基づいて整理します。 結論(エビデンスベース) 体重管理薬を中止すると、体重は再増加する傾向がある 特に セマグルチド や チルゼパチド などの インクレチン関連注射薬では、再増加

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マンジャロ使用で奇形児は増えるのか?現時点のエビデンス整理

メディカルダイエットや糖尿病治療で使用されるマンジャロ(一般名:チルゼパチド)について、「使用すると奇形児が増えるのではないか」という質問を受けることがあります。 本記事では、現時点で確認されている医学的事実のみを整理します。 結論: マンジャロ使用により、ヒトで奇形児の発生率が上昇したと示す臨床データは存在しません。 ただし、動物試験では胎児毒性が確認されており、妊娠中の使用は明確に禁忌とされて

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マンジャロってどんな薬?効果・副作用・費用を医師が解説

マンジャロとは? マンジャロは、有効成分チルゼパチドを含む注射薬で、2型糖尿病や肥満症に対して血糖コントロールや体重管理を目的に使われることがあります。国内では保険診療と自由診療の両方で処方されますが、肥満症での保険適応には厳格な施設基準があります。 マンジャロの薬理作用 GLP-1受容体作動薬とGIP受容体作動薬の二重作用 食欲抑制と胃排出遅延作用による摂取カロリー減少 インスリン分泌促進とグル

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マンジャロ(チルゼパチド)の副作用まとめ:安全性を正しく理解するために

GLP-1/GIP受容体作動薬であるマンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病や肥満症の治療に使われる新しい注射薬です。非常に高い体重減少効果が報告される一方、副作用について不安を抱く方も多くおられます。 本記事では、信頼性の高い臨床研究とガイドラインに基づき、マンジャロの副作用と安全性について正しくお伝えします。 主な副作用と頻度(SURPASS試験より) マンジャロの安全性は、国際的な臨

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ポスト・マンジャロ時代の抗肥満薬:次世代インクレチン製剤の台頭とその科学的根拠

GLP-1受容体作動薬の登場によって、抗肥満治療はかつてない進化を遂げました。特にGIPとのデュアルアゴニストであるチルゼパチド(商品名:マンジャロ)は、SURMOUNTシリーズ試験により糖尿病非併存の肥満患者でも20%を超える体重減少を実証し、「薬による減量」の限界を一段階引き上げた薬剤として注目されています。 では、このマンジャロの次に来る薬剤は何か? 2023〜2024年にかけて、複数の次世

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「マンジャロって危ない薬?」という声に、医師として思うこと ~否定的な意見にエビデンスで向き合ってみた~

最近、SNSや口コミサイトなどで「マンジャロって危ない薬なんじゃないの?」「やめたほうがいいって聞いた」といったちょっとネガティブな声を耳にすることがあります。 当院でもマンジャロを使ったメディカルダイエットを導入していますが、これまでに数百人の患者さんに使用していただき、大きなトラブルなく、多くの方が健康的に痩せておられます。 それでも、「否定派」と呼ばれるような意見が出てくるのはなぜか? 今回

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マンジャロと便秘・下痢の話:GLP-1で腸内環境はどうなる?

メディカルダイエットとして人気急上昇中の「マンジャロ(チルゼパチド)」。 食欲が抑えられること、血糖が下がること、体重が減ることはよく知られていますが、 実際に使ってみた患者さんからよく聞くのが、**「お腹の調子が変わった」**という声です。 今回は、マンジャロと腸の関係、便秘・下痢といった副作用の原因と対処法について、医師の立場から解説します。 マンジャロが腸に与える影響とは? マンジャロはGI

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防風通聖散はなぜダイエットに効くのか? “証”から考える漢方的な体質分類

「漢方薬で痩せる」と聞いて、まず名前が挙がるのが防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)。 いわゆる「痩せ薬」として市販でも人気がありますが、実はこれ、体質に合わなければ全く効きません。 今回は、当院で自由診療として取り扱っている防風通聖散と五苓散を中心に、漢方的な“証”の考え方も交えて解説していきます。 防風通聖散が効くのは、こんなタイプ 防風通聖散は「実証(じっしょう)」と呼ばれる体質の方に向いて

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【2025年最新版】オゼンピックとマンジャロ、吐き気が少ないのはどっち?──あなたに合った薬を見つけるために

最近、当院に通院中の患者さんから「マンジャロはすごく効いたけど吐き気が強くて継続が厳しい」「オゼンピックの方が楽だった」といった声がちらほら聞かれるようになりました。逆に「オゼンピックで気持ち悪くなったけど、マンジャロは平気だった」という方もいます。 このように、GLP-1受容体作動薬(およびGIP/GLP-1作動薬)による体験は、人によって大きく異なることがわかってきました。 この記事では、オゼ

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【最新版】マンジャロって本当に痩せるの?~科学で証明された効果と注意点まとめ~

最近、テレビやSNSで話題の「マンジャロ」。 「飲むだけで痩せる?」「どんな副作用があるの?」 そんな疑問に、医学的なデータをもとに、わかりやすくお答えします。 🌟 マンジャロってどんな薬? マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、もともと糖尿病の治療薬として使われているお薬です。 週に1回、自分でお腹や太ももに注射するタイプのお薬で、「GLP-1」と「GIP」という2つのホルモンに働きかけます。

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マンジャロとオゼンピックの違いと使い分け 〜どちらがあなたに合っている?当院では両方取り扱い中〜

最近、テレビやSNSでも注目されている「痩せる注射」ことGLP-1製剤。中でも「マンジャロ」と「オゼンピック」は特に人気が高く、当院でも多くの方に処方しています。 でも、「どちらを選べば良いの?」「何が違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。 本記事では、両者の違いや効果、副作用、使い分け方まで、医師の視点でわかりやすく解説します。 1. ざっくり比較:マンジャロ vs オゼンピック 項目

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マンジャロで死亡することはある?〜最新の死亡報告と安全な使い方〜

GLP-1/GIP受容体作動薬「マンジャロ(チルゼパチド)」は、肥満症・糖尿病治療の新たな選択肢として注目されています。その一方で、SNSや一部報道で「マンジャロで死亡した」といった不安な声も上がっています。 では実際に、**マンジャロが直接の原因で死亡することはあるのでしょうか?**最新の研究と事例をもとに、医師の立場から正確に解説します。 結論:マンジャロ単独で死亡リスクが高いという根拠は現時

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【最新研究】マンジャロはPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)にも効く?~ダイエット以外の「うれしい副産物」~

最近話題のGLP-1受容体作動薬「マンジャロ(チルゼパチド)」ですが、実はダイエット以外にも意外な効果が報告されているのをご存じでしょうか? そのひとつが、「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)への有効性」です。 PCOSは20~30代の女性に多く、月経不順・排卵障害・にきび・体毛の増加など、さまざまな悩みの原因になる病気。 当院にも「体重が落ちにくくて月経が戻らない」「婦人科でピルを出されたけど、根本

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注射なしで体重管理?SGLT2阻害薬「カナグル」の可能性

近年、「痩せる注射」として話題のGLP-1受容体作動薬(マンジャロなど)を使用する方が増えていますが、注射を中止したあとに体重が戻ってしまう=“リバウンド”の悩みもよく聞かれます。 そこで注目されるのが、**経口薬(飲み薬)で体重管理をサポートするSGLT2阻害薬「カナグル」**です。 カナグルとは? カナグル(カナグリフロジン)は「SGLT2阻害薬」と呼ばれる経口糖尿病治療薬で、腎臓での糖再吸収

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マンジャロで理想体重に到達した後の“落とし穴”とは? リバウンドを防ぐ3つの科学的戦略と“間欠投与”の新提案

GLP-1受容体作動薬「マンジャロ(チルゼパチド)」で目標体重に到達された方、おめでとうございます。 ただ、実はここからが本当のスタートです。マンジャロで体重を落とした方の最大のリスクが「リバウンド」です。 本記事では、最新の大規模試験の結果をもとに、マンジャロ卒業後に待ち受ける“体重増加の罠”と、それを防ぐ現実的かつ医療的な対策を解説します。 1. なぜリバウンドするのか? GLP-1やGIPに

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マンジャロ(チルゼパチド)の副作用とは?

頻度・対処法・膵炎リスクまで徹底解説 週1回の注射で高い血糖降下・体重減少効果が得られる「マンジャロ(一般名:チルゼパチド)」は、糖尿病や肥満治療の最前線にある薬剤です。 その一方で、副作用についても十分に理解し、安全に使用することが大切です。 本記事では、最新の大規模研究を含む信頼性の高いデータをもとに、副作用の種類・頻度・対処法、そして注目される膵炎との関係まで詳しく解説します。 1. 主な副

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【最新研究】マンジャロなどGLP-1受容体作動薬は、実は膵炎のリスクを下げる?

これまで「GLP-1受容体作動薬(以下、GLP-1製剤)は膵炎になりやすいのでは?」と心配されてきましたが、最近の研究で“むしろリスクを下げるかもしれない”という意外な結果が報告されました。 特に、話題の「マンジャロ(一般名:チルゼパチド)」を含むGLP-1製剤の安全性が見直されつつあり、医療の現場でも注目されています。 そもそもGLP-1受容体作動薬ってなに? GLP-1製剤は、もともと2型糖尿

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ダイエット目的のチルゼパチド(マンジャロ)処方ってアリ?医師の視点から考えてみました

はじめに 最近、SNSなどでも話題になっている「チルゼパチド(マンジャロ/ゼップバウンド)」の自由診療によるダイエット利用について、「けしからん!」という声がある一方で、「ちゃんとした医療として成立するのでは?」という意見もあります。今回は、医師としてこのテーマについて、法律・医療倫理・エビデンスの観点からやさしく解説してみたいと思います。 1. 医師の裁量と自由診療って? 医師は、患者さんの健康

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防風通聖散って、本当にダイエットに効くの?

「飲むだけで痩せる」なんて話、ちょっと怪しく感じませんか?でも漢方薬の一つ、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、実際に医療現場でも「肥満症」に使われている薬。今回は、この防風通聖散が本当にダイエットに効くのか、ちゃんとしたデータをもとに紹介します。 そもそも防風通聖散ってどんな薬? 防風通聖散は、漢方の中でも「体に熱がこもって便秘がち、ぽっちゃりしていて、体力はある人」に向いている薬です。いわ

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マンジャロってどんな薬?長く使ったときの効果と最新の研究まとめ

重要なお知らせ(適応と注意) 本記事で触れる「マンジャロ(一般名:チルゼパチド)」は日本で2型糖尿病の治療薬として承認されています。体重管理・減量を目的とした使用は、医師の判断・制度上の取り扱いが異なる場合があります。効果や安全性には個人差があり、自己判断での使用は推奨されません。受診時に適応・副作用・代替手段を含めてご説明します。 【はじめに】 最近テレビやネットでも見かける「マンジャロ」。もと

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