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コロナの記事(6件)
妊娠初期・中期・後期にコロナ感染したら胎児に影響はあるのか?
妊娠中に新型コロナウイルスに感染した場合、赤ちゃんへの影響を心配される方は少なくありません。ここでは最新の研究をもとに「妊娠初期・中期・後期」ごとに分けて整理してみます。 妊娠初期(〜13週) 先天異常:大規模研究やレビューでは「コロナ感染で先天奇形が増える」という証拠は示されていません。 流産:多くの研究では感染による流産リスクの増加は認められていません。ただし高熱や脱水など母体の状態悪化はリス
コロナ・インフルエンザに関するよくある質問Q&A
新型コロナやインフルエンザが再び流行する季節になりました。診察室で患者さんからよくいただく質問を、まとめてQ&A形式で解説します。 Q1. コロナやインフルエンザにかかったら、何日休めばいいですか? A. 厚生労働省の基準では 発症日を0日目として5日間 かつ解熱してから1日以上 休むことが推奨されています。 Q2. 解熱した当日に出勤・登校していいですか? A. いいえ。解熱した日を含め
コロナ感染症 ― 9月第1週の日本「ニンバス株」動向と治療薬の最新事情(費用・適応まとめ)
1) いまの流行状況(2025年9月第1週) 日本では NB.1.8.1(通称「ニンバス株」)が主流系統に。 7月には40%台、8月末には関連系統を含めて約8割を占め、9月第1週時点でも優勢な株。 症状は「喉の痛みがやや強い」とされるが、実際の臨床現場では症状の幅が広く、全員が強い咽頭痛を訴えるわけではない。 2) 新型コロナ感染症の一般的な特徴 潜伏期は3〜5日程度。 主症状:発熱、咽頭痛、咳、
無印医師が解説する「2025年秋冬の感染症」 インフルエンザ・コロナ・その他の流行見通し
正直に告白します。 私は「救急科専門医」も昨年末で失効し、内科専門医も持っていません。 学会にも所属していないので、世間的には肩書きゼロの**“無印医師”**です。 けれど、臨床の現場で29年間積み重ねてきた経験と、AIを使った情報収集を組み合わせることで、 今年の秋冬に患者さんが直面しそうな感染症の動向を、できるだけわかりやすく整理してみます。 1. インフルエンザの流行見通し 流行の開始時期と
ニンバス株(NB.1.8.1)とは?咽頭痛は本当に「カミソリ喉」なのか
最近「ニンバス株(NB.1.8.1)」という言葉がニュースやSNSで取り上げられるようになり、不安を感じている方も少なくありません。特に「カミソリを飲み込んだような強烈な咽頭痛」という表現が目立ち、「これまでのコロナと違って危険なのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。 しかし、現時点での科学的データを見ると、ニンバス株は**“名前が先行して話題になっている”**印象が強く、従来のオミクロン株
抗コロナ薬の「いま」:種類・使い分け・保険適用時の費用目安
はじめに 発熱・咽頭痛・咳など新型コロナの症状が出たとき、抗ウイルス薬は「誰に・いつ・どれを」使うのが妥当か。2025年8月時点の日本の公的情報と主要臨床試験をもとに、患者さん向けに整理しました。 なお、新型コロナ治療薬への公費支援(自己負担の軽減策)は終了しており、現在は通常の医療保険の自己負担(原則1〜3割)がかかります。 まず押さえる3ポイント 抗ウイルス薬は発症早期が勝負(飲み薬は概ね「発