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院長ブログ
日々の診療室から(528件)
朝のこわばり・関節痛——関節リウマチを疑うサインと、内科で調べる血液検査(RF・抗CCP抗体)を解説
30分以上続く朝のこわばり、左右対称の指の腫れは関節リウマチのサイン。変形性関節症や更年期との違い、RF・抗CCP抗体・CRPの血液検査、早期治療の意味と受診の目安を解説します。
背中の痛みが内臓のサインのとき——膵臓・腎臓・大動脈・胆石、整形外科の前に内科を考える場面を解説
動作と関係なく続く背中の痛みは内臓由来の可能性。膵炎・腎盂腎炎・尿路結石・大動脈解離・胆石・心筋梗塞など背中に痛みを出す病気の特徴と、救急・当日受診・内科で調べる検査の目安を解説します。
音声カルテは電子カルテ直結から始めないほうがいい、と言われている件——一人開業医が道具を作った順番と、その理由【連載 開業医ならどうなの? 第3回】
音声からカルテの下書きを作るAIは、電子カルテ直結から始めないほうがいい。導入の入口は診断ではなく事務負担から。この整理が医師一人のクリニックに当てはまるのかを、実際に道具を作った順番で確かめました。安全だから選んだのではなく、それしか手が届かなかった、という話です。
B型インフルエンザは年明け以降に増えてきた——9月に打ったワクチンの効果がそこまで残るかは、まだ決着していません
B型インフルエンザの検出は、ここ数シーズン年明け以降に偏っています(昨季は3,962件の94.7%)。では9月に打ったワクチンの効果はそこまで残るのか。接種5か月超の解析ではA(H1N1)は有意に残った一方、B型は信頼区間が1をまたぎ言い切れませんでした。研究が割れている現状と、それでも接種を後ろにずらさない理由を正直に整理します。9月に接種された方に追加接種はおすすめしていません。
胸の痛みで救急に行くべきサイン——心筋梗塞・大動脈解離・肺塞栓と、心配の少ない胸痛の見分け方を内科医が解説
「突然・これまでにない強さ・安静で治まらない・冷や汗や息苦しさを伴う」胸痛は救急要請を。労作時に治まる圧迫感は狭心症の可能性。押すと痛い胸痛との見分けと、内科で行う心電図・トロポニン検査を解説します。
階段で息切れする——心臓・肺・貧血・甲状腺、「年のせい」にしてはいけない息切れを内科医が解説
息切れは心臓(心不全・不整脈)、肺(COPD・喘息)、貧血、甲状腺のいずれかに原因があることが多い症状。臓器別の見分け方、内科で行う検査、安静時の苦しさなど急ぐサインと受診の目安を解説します。
耳鳴りは内科でも診る?——急ぐべき突発性難聴のサインと、血圧・貧血・薬との関係を内科医が解説
突然の片耳の聞こえにくさ+耳鳴りは突発性難聴で当日〜翌日に耳鼻科へ。拍動性の耳鳴りと高血圧、貧血、薬の副作用、甲状腺など内科で確認する背景と、慢性耳鳴りとの付き合い方を解説します。
ローカルAIは小さなクリニックには無理なのか——一人開業医が院内で動かし続けて分かった「運用負債」の中身は技術ではなく時間だった【連載 開業医ならどうなの? 第2回】
「院内で動かせるか」と「動かし続けられるか」は別問題、小規模には運用負債で無理——という整理を借りて、医師一人の内科クリニックで院内AIを動かし続けている実際を書きました。壊れた回数、戻した話、守れているものと決めただけのものを分けて。
朝起きると頭が痛い——睡眠時無呼吸・早朝高血圧・薬の使いすぎ、朝の頭痛を原因別に内科医が解説
朝に限って出る頭痛は、睡眠時無呼吸・早朝高血圧・薬物乱用頭痛・緊張型頭痛が主な原因。見逃してはいけない進行性の頭痛のサインと、内科で調べる検査、受診の目安を解説します。
手のしびれの見分け方——手根管症候群・首・糖尿病・脳の病気、急ぐべきサインを内科医が解説
手のしびれは場所と出方で原因を推理できます。突然の片側は脳卒中で救急、親指〜薬指なら手根管症候群、左右対称なら糖尿病やビタミンB12欠乏。内科と整形外科の使い分けを解説します。
口が渇く(ドライマウス)は年のせい?——薬の副作用・糖尿病・シェーグレン症候群、内科で調べる順番を解説
口の渇きの原因で最も多いのは薬の副作用。糖尿病・脱水・口呼吸・シェーグレン症候群など内科で確認する順番、日常の対策、受診の目安を解説します。
9月にインフルエンザワクチンを打ったら、冬に2回目が必要?——13歳以上は1回で十分な理由と、今季の流行株から見た「早めの接種」の考え方を内科医が解説
今年は8月に流行入りし、福岡市は第36週で定点4.43人。「早く打ったら冬に2回目が要るのでは」という質問に、添付文書・CDC・WHOの立場から「13歳以上は1回で十分」と答えます。あわせて、年明けから2月に来るB型に9月接種の効果が持つのかを、決着していない点も含めて正直に整理しました。
開業医のAIガバナンスとは何か——契約の相手がいない一人医師のクリニックで、AIを使う場所を減らし「境界・保全・記録・戻し方」を道具に入れる話【連載 開業医ならどうなの? 第1回】
「医療AIで最後に効くのはガバナンス」(大田原正幸先生)。ベンダー契約のない一人開業医は何を持てばよいのか。当院の答えは、AIを使う場所を最初から減らすことと、残った道具に境界・保全・記録・戻し方の4つを入れること。守れていない順に正直に書きました。
大人の鼻血が止まらない・繰り返す——正しい止め方と、内科で確認する血圧・薬・血液の病気を解説
大人の鼻血は正しく押さえれば10〜15分で止まります。繰り返す場合に内科が確認する血圧・抗血栓薬・血小板や凝固の異常・肝機能と、受診の目安を解説します。
秋になると咳が出る——空気の乾燥で喉がやられる仕組みと、受診したほうがよい咳を内科医が解説
湿度が下がる秋に増える乾燥の咳。線毛が動かなくなる仕組み、夜に悪化する理由、加湿・就寝時マスクなどの対策、3週間以上続く咳や喘鳴など受診の目安を解説します。
朝晩の気温差でだるい・頭が重い——「寒暖差疲労」の仕組みと、自律神経の整え方を内科医が解説
1日の気温差が10℃を超える季節の変わり目に増える寒暖差疲労。自律神経が働きすぎる仕組み、だるさ・頭重・眠気の整え方、別の病気を疑うべきサインを解説します。
涼しくなっても食欲が戻らない——「意図しない体重減少」を放置してはいけない理由を内科医が解説
夏バテと思っていた食欲不振が続く、半年で体重の5%以上が減った——甲状腺・糖尿病・消化器疾患・うつなど調べるべき原因と受診の目安、検査の流れを解説します。
9月12日からインフルエンザワクチン接種を開始します(1回4,000円)——今年は8月に流行入り、福岡地区は県内で最も多い状況。早めの接種の考え方を内科医が解説
ひろつ内科クリニックは9月12日(土)からインフルエンザワクチン接種を開始します(1回4,000円・土日祝も21時まで)。全国は第35週で定点1.76人と前年の約5倍、福岡地区は1.85人と県内最多。効果は2週間後から約5か月、この時期に打つ意味と正直な注意点、当院での受け方を解説します。
心電図で「右脚ブロック」と言われたら——完全・不完全の違いと、確認すべき3つのことを内科医が解説
右脚ブロックは健康な人にもよくある所見で多くは治療不要。「完全」は重症の意味ではありません。初出現か・症状の有無・二枝ブロックの合併という確認ポイント3つを解説します。
健診で「便潜血陽性」——2回のうち1回だけでも大腸カメラが必要な理由を内科医が解説
便潜血が1回でも陽性なら精密検査が原則。再検査での様子見や「痔のせい」の自己判断が危険な理由、大腸カメラへの橋渡しとしての当院の役割を解説します。
ギラン・バレー症候群の治療と回復——入院で何が行われ、どこまで治るのか。内科医が解説【シリーズ第3回】
IVIg・血漿交換の2大治療、呼吸を守る入院監視、数か月〜1年の回復曲線とリハビリ転院の意味、後遺症と高額療養費制度まで。診断後の見取り図をかかりつけ医の視点で解説します。
物が二重に見えて、ふらつく——ギラン・バレーの仲間「フィッシャー症候群」を内科医が解説【シリーズ第2回】
複視・ふらつき・腱反射消失の三徴で発症するフィッシャー症候群。突然なら脳卒中の除外を最優先、数日で進むなら神経内科へ。抗GQ1b抗体など診断は専門領域——受診ルートを解説します。
その腹痛は「ポルフィリン症」なのか——極めてまれな病気を疑う前に知ってほしい現実的な整理を内科医が解説
検索で行き着きやすいポルフィリン症は日本で数百人規模の希少疾患。腹痛のほぼすべては別の原因です。それでも疑ってよい特徴のそろい方と、大学病院など専門施設への正しいルートを解説します。
ギラン・バレー症候群の初期症状——「日ごとに進む手足の脱力」は様子見禁止。神経内科へ急ぐべきサインを内科医が解説
下痢や風邪の1〜3週間後に始まる左右対称のしびれ・脱力、日ごとの進行はギラン・バレー症候群のサイン。確定診断と治療は神経内科の領域——急ぐべき理由と受診の目安を解説します。