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院長ブログ

日々の診療室から(434件)

一般内科・症状解説

決まった範囲だけに出る皮疹は「接触性皮膚炎」かも——見分け方と注意点を内科医が解説

いつも同じ決まった場所だけに、境界のはっきりした赤みやかゆみが出る——それは触れたものが原因の「接触性皮膚炎」かもしれません。刺激性とアレルギー性の違い、分布からわかる原因、市販ステロイドの落とし穴、受診の目安を内科医が整理しました。

一般内科・症状解説

授乳中に安全に使える抗菌薬は?——「授乳をやめなくていい」ケースと注意点を内科医が解説

授乳中でも、ほとんどの抗菌薬は授乳を続けたまま使えます。ペニシリン系・セフェム系・マクロライド系は安全性が高く、母乳に移る量はごくわずか。一方でテトラサイクリン系・ニューキノロン系・ST合剤・メトロニダゾールは状況により注意が要ります。赤ちゃんの観察ポイントや相談先まで、内科医が整理しました。

クリニックDX

増えすぎた自作ツールを「止まらない」ように作り直した話——35個を運用して学んだ安定化の工夫

診療ツールを35個も自作すると、1つ動かすたびに連鎖で止まる、PC再起動で一斉に落ちる——という問題が出てきます。壊れる話(前回)の逆、止まらないように仕立て直した工夫を、開業2年目の内科医が書きました。自動起動・自動復帰、1コマンドの稼働確認、毎朝のヘルスチェック、止めるべき時に止まる設計まで。

一般内科・症状解説

若年者の不眠とオレキシン受容体拮抗薬——いま日本で処方できる4剤を内科医が比較総括

オレキシン受容体拮抗薬は、依存や耐性が生じにくい不眠症の薬で、若年者にも選ばれます。いま日本で処方できる4剤(スボレキサント/レンボレキサント/ダリドレキサント/ボルノレキサント)の特徴、半減期や翌朝の持ち越し、入眠と中途覚醒の違い、使い分けと注意点を内科医が比較総括しました。なお『作動薬』は国内未承認の別クラスです。

感染症・流行情報

溶連菌のマクロライド耐性について——なぜペニシリンが第一選択なのか、内科医が解説

A群溶連菌はペニシリンに耐性を獲得しておらず、咽頭炎の第一選択はペニシリン系です。一方でマクロライド系は日本で耐性が高頻度で、ペニシリンアレルギー時の代替に注意が要ります。耐性の仕組み、確実な除菌が大切な理由(続発症予防)、治療の考え方を内科医が整理しました。

クリニックDX

カルテに処方を自動入力する——「処方だけ叩くAPI」がなかったので画面操作で越えた話

電子カルテへの処方入力を自動化しようとしたら、処方だけを叩く入口(API)がなく、保存処理の一部に埋まっていました。直接データを送るのを諦め、画面操作で越えた具体的な手順、AIを使わずアルゴリズムで確実に動かす設計、処方は医師が最後に確認する線引きを書きました。

クリニックDX

「何でもAIに流す」のをやめた——アルゴリズムとAIを使い分ける医療現場の設計

AIは便利ですが、何でもAIに流せばよいわけではありません。確定できる計算はアルゴリズムで、判断が要る部分だけAIで——医療現場での使い分けと、三省二ガイドライン・ZDRを前提にした設計、AIは下書き・確定は医師という線引きを、開業2年目の内科医が書きました。

一般内科・症状解説

犬に咬まれた——破傷風トキソイドやテタノブリン(抗破傷風人免疫グロブリン)は打つべきか、内科医が解説

犬に咬まれたときに破傷風の注射(トキソイド・テタノブリン)が必要かは、これまでのワクチン歴と傷の状態で決まります。2つの薬の違い、1968年(昭和43年)以前生まれの注意点、判断の目安、細菌感染や狂犬病の考え方まで、内科医が整理しました。

一般内科・症状解説

あえて「7月病」を定義してみる——7月に増える病気(熱中症・夏かぜ・食中毒)を内科医が網羅解説

5月病はよく知られていますが、7月にも体調を崩す方が増えます。正式な病名ではありませんが、この時期に増える不調を「7月病」と便宜的に名づけ、熱中症・脱水、夏バテ・冷房病、夏かぜ三兄弟(手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱)、細菌性食中毒、皮膚トラブルまでを、内科医の視点でガイドラインに沿って網羅的に整理しました。

一般内科・症状解説

「6月病」かもしれません——梅雨どきのだるさ・気分の落ち込みを内科医が徹底解説

4月からの新生活を頑張ってきた人が、6月ごろに「なんとなくだるい」「やる気が出ない」「気分が沈む」と感じる——これがいわゆる「6月病」です。正式な病名ではありませんが、医学的には適応障害として扱われることもあり、放っておくとうつ病の入り口になることもあります。梅雨による自律神経の乱れと、新年度からの心の疲れが重なる仕組み、5月病との違い、セルフケア、受診の目安を内科医が徹底解説します。

一般内科・症状解説

ASOとCRPが両方高いと言われたら——「溶連菌のせい」と決めつけない考え方を内科医が解説

採血でASO(抗ストレプトリジンO)とCRP(炎症の数値)が両方とも高いと言われると、「溶連菌が原因で炎症が続いているのでは」と心配になります。でも、この2つは別々のことを測っているマーカーで、たまたま並んでいるだけのこともよくあります。むしろ大事なのはCRPのほう。ASOに気を取られてCRPの本当の原因を見逃さないことが大切です。2つが同時に高いときの考え方を内科医が整理します。

一般内科・症状解説

採血で「ASOが高い」と言われたら——溶連菌の抗体検査(抗ストレプトリジンO)の正しい読み方を内科医が解説

採血でASO(抗ストレプトリジンO)が高いと言われて不安になっていませんか。ASOは「いま溶連菌に感染しているか」を見る検査ではなく、過去に溶連菌に感染した"既往"を示す抗体です。1回の数値だけでは判断できず、上がって下がるまで数か月かかります。高脂血症や肝臓の病気などで見かけ上高くなることもあります。ASOの意味、何のために測るのか、高くても慌てなくてよい理由を内科医が解説します。

一般内科・症状解説

「卵が陽性」でも食べていい?——食物アレルギー血液検査(特異的IgE)の正しい読み方を内科医が解説

「血液検査で卵や小麦が陽性だったから、もう食べられない」——これは大きな誤解です。食物アレルギーの血液検査(特異的IgE)は「感作」を見ているだけで、「食べたら症状が出る」こととは別物。陽性でも普通に食べられる人はたくさんいます。感作と発症の違い、検査を闇雲に増やす害、経口負荷試験の意味、そして学会が注意喚起しているIgG検査の問題まで、内科医が整理します。

感染症・流行情報

インフル・コロナ陰性なのに39度の発熱が続く——2026年初夏、外来で増えている発熱性気道感染を疫学から考える

39度台の発熱・咳・喉の痛みなど気道症状はあるのに、インフルエンザもコロナも陰性。全身状態は比較的保たれていて、細菌感染らしくもない——2026年初夏の外来でそんな患者さんが増えています。ARI(急性呼吸器感染症)サーベイランスの最新データと、ヒトメタニューモウイルス・パラインフルエンザ・季節性コロナ・アデノ・マイコプラズマ・百日咳など鑑別ウイルスの疫学を、内科医が整理します。

一般内科・症状解説

梅雨の頭痛・めまい・だるさ——「気象病(天気痛)」を内科医がやさしく解説

雨の前日になると頭が痛い、低気圧が来るとめまい・だるさ・古傷が痛む——いわゆる「気象病(天気痛)」は実在する不調です。内耳の気圧センサーと自律神経の関係、片頭痛・めまい・関節痛との関連、市販薬・処方薬・漢方(五苓散)・生活面の対策まで、梅雨の体調管理を内科医が解説します。

一般内科・症状解説

「むくみが取れない」その原因は甲状腺かも——甲状腺機能異常とむくみ(浮腫)を内科医が解説

「朝起きると顔がむくむ」「指輪がきつい」「すねがパンパン」——むくみの原因は心臓や腎臓だけではありません。甲状腺機能低下症の粘液水腫、バセドウ病の前脛骨粘液水腫など、甲状腺ホルモンの異常で起こるむくみの特徴・見分け方・検査(TSH/FT4)・治療を内科医が解説します。

一般内科・症状解説

若いのに高血圧と言われたら——背景に隠れている「原発性アルドステロン症」を内科医が解説

「若いのに血圧が高い」と健診で指摘されたら、ただの体質ではなく「二次性高血圧」が隠れている可能性があります。中でも最多が原発性アルドステロン症(PA)。本態性高血圧と比べ心血管リスクが1.5〜3倍高く、見つかれば手術や薬で治る可能性のある「治せる高血圧」です。若年高血圧の見直しポイント、スクリーニング、治療を内科医が解説します。

健診・予防接種

脂質異常症と脂肪肝の深い関係——「コレステロールも肝臓もちょっと引っかかった」は同じ根っこから

健診で「コレステロール(LDLや中性脂肪)が高い」と「肝機能(AST/ALT/γGTP)も少し高い」を同時に指摘される方は非常に多いです。脂質異常症と脂肪肝(MASLD・旧NAFLD)は同じ代謝障害の表裏。仕組み・線維化リスク評価(FIB-4)・治療(生活習慣+薬)まで内科医が解説します。

一般内科・症状解説

漢方を複数飲んでいる方へ——「甘草」の重複と偽アルドステロン症のリスクを内科医が解説

補中益気湯と芍薬甘草湯、葛根湯と麦門冬湯、漢方処方を複数飲んでいませんか?多くの漢方には「甘草」が含まれており、合計量が増えると偽アルドステロン症(低カリウム血症・脱力・むくみ・血圧上昇)のリスクが上がります。代表的な漢方の甘草量、注意したい組み合わせ、症状の見分け方を内科医が解説します。

感染症・流行情報

【続報】謎の風邪のその後——2026年5月下旬の最新動向と原因特定検査について内科医が解説

2026年5月上中旬に話題となった「福岡発の謎の風邪」。下旬時点の最新公的データ、感染症専門医の見解、コロナ・インフル陰性でも原因特定できるマルチプレックスPCR検査(SpotFire等)の登場、最新の受診目安を、一次情報をもとに内科医が解説します。

健診・予防接種

好酸球が低いと言われたら?健診で指摘される好酸球減少の意味と原因を内科医が解説

健診の血液検査で「好酸球が低い」「Eo 0%」と言われた方へ。多くは生理的・一時的な変動で心配いりませんが、ステロイド使用・クッシング症候群・敗血症など注意すべき背景もあります。好酸球減少の意味と原因、心配いらないケース・受診が必要なケースを内科医が解説します。

一般内科・症状解説

「食べ過ぎた日だけ飲める胃もたれの薬」ってありますか?頓用で使える胃薬を内科医が解説

「食べ過ぎた日だけ頓用で飲める胃もたれの薬は?」という疑問に、内科医が3系統(漢方・消化酵素薬・消化管運動機能改善薬)で整理してお答えします。平胃散・エクセラーゼ・モサプリドの使い分け、市販薬の選択肢、すでに漢方を飲んでいる方の注意点(甘草の重複)、受診の目安まで解説します。

一般内科・症状解説

病院でもらえる酔い止め——トラベルミンって何?市販との違い・選び方を内科医が解説

旅行や出張前に病院でもらえる酔い止め(トラベルミン)について、市販との違い、成分、効果時間、副作用(眠気・運転注意)、嘔気が強いときの併用薬、小児・長時間フライトなどシーン別の選び方、メニエール病の鑑別まで内科医がわかりやすく解説します。

一般内科・症状解説

タダラフィル低用量連日内服のエビデンス——ED・前立腺肥大症を超えた可能性を内科医が整理

勃起不全(ED)や前立腺肥大症(BPH)の治療薬として知られるタダラフィル(シアリス・ザルティア)。近年、2.5〜5mgの低用量連日内服が、血管内皮機能・心血管イベント・認知症リスクなどに関わる可能性が報告されています。エビデンスの強さを正直に分けながら、内科医がその意義と注意点を整理します。

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